お正月飾りはいつまで飾る?処分の仕方は?

お正月は長期休みが楽しみ。

でも今年はコロナの影響もあって実家に帰れない、一人で過ごすという人も多いのではないでしょうか?

その場合に困るのが「お正月の飾りつけ」

いざ、一人で準備するとなると、「何が必要だったっけ?」と悩むこともあると思います。

そうならないためにも

●お正月の飾りの意味
●お正月の飾りの種類
●お正月の飾りはいつまで飾る
●お正月の飾りの処分方法

について解説しますね。

きちんと準備して気持ちに余裕を持ってお正月を迎えましょう。

お正月に飾りつけをする意味

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お正月と言えば、お年玉、おせち、初詣などを連想しがちですが、本来の意味はお正月に神様にごあいさつする行事です。

今年一年の無事や息災を、また家庭内でおきた出来事を報告するという意味合いもあるようです。

お正月に来て下さる神様は、家庭に幸せ、健康を運んでくれると考えられています。

飾りつけをキレイにする=神様を迎える準備が整っている証。

そのため一年の無事をきちんと祈ってほしいなら、飾りつけを完璧にするのがポイントですよ。

またきちんと行事を行うことで一年のスタートを気持ちよく切れます。

お正月の飾りの種類

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お正月に飾るべきアイテムを紹介していきますね。具体的には以下の5点です。
門松
鏡餅
しめ飾り
羽子板
破魔矢

門松は玄関前に置いておく松です。

松は元々縁談を「待つ」神様を「祀る」といった意味を持つ特別な木。

実は神様はこの松を目印に神様がやってくるので重要な飾りと言えます。

立派な門松ほど、神様が優先的にきてくれるなんて話もありますよ。

しめ飾りは入口に飾ることで、神様の目印になります。

また悪い気や厄などから守ってくれる効果も期待できますよ。

鏡餅には神様が滞在すると考えられています。

いわば鏡餅は神様のお宿です。

そのため、鏡餅を飾る場所には気を配りましょう。

一般的には、神棚や床の間が最適ですが、今はないご家庭も多いので日当たりのいい場所、気持ちがいいと感じる場所でもOKです。

羽子板はお正月の遊びの定番。

実は魔除けや厄落としといった意味が込められています。

特に女の子の息災を願うアイテムとして定着しています。

逆に男の子の場合は、羽子板ではなく破魔矢が一般的。

幸運を射止める、成功を射止めるといった意味がありますよ。

お正月の飾りはいつまで飾る

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お正月の飾りを片付けるタイミングは地域によってバラツキがあります。

具体的には以下の通りです。

関東 1月7日
関西 1月15日

ただ厳密に「この期間!」と決められているわけではありません。

お正月飾りの鏡餅は11日に食べる習慣があるので、このタイミングで片付ける家庭も多いです。

兼ね合いなどがあるので、大体この期間を目安にしてくださいね。

鏡開きの注意点

鏡開きは飾った鏡餅を食べる習慣のことです。

この鏡開きも地域によってバラツキがあります。

1月7日に正月飾りを片付ける場合は、鏡開きは11日。
1月15日に正月飾りを片付ける場合は、鏡開きは15・20日となっています。

鏡餅の食べ方については決まりがありません。

焼き餅にしてもいいですし、おしるこなどのスイーツもアリです。

日持ちの面や衛生面が気になる場合は、お餅を細かく切って油で揚げるのがおすすめです。

どちらにせよポイントは、ありがたくいただくことですよ。

鏡餅が丸い理由

鏡餅は神様が宿る場所です。

そのためお正月飾りの中でも重要なアイテムと言われています。

なぜ鏡餅が丸いか?については諸説あります。

次から、その一部を紹介しますね。

丸い形=心臓を連想するから
角がないので物事を丸く収めるから
お供え物の鏡の代用

などがあります。

信心的な意味合いが強いですが、長期保存ができる点、傷みにくい点などお正月を過ぎても食べられるという点が大きいとされています。

今のように食べ物が満足になかった時代において、鏡餅は特別な意味を持っていたのでしょうね。

お飾りの処分について

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お正月の飾り付けの処分の仕方について説明しますね。

「いつまで飾らなければいけないの?」「処分する日にちっていつ?」と焦らないためにも、きちんと確認しましょう。

一般的には「どんど焼き」できちんと処理してもらうことがポイントです。

個人では取り扱いに困る飾りつけは神社でお炊き上げしてもらうのが一番の方法ですよ。

大きな神社ではなく、身近な神社でも行われている「どんど焼き」神社が各家庭のお正月飾りを処理してくれるので、ここに持ち込みましょう。

お守りなども処分してくれる

古くなったお守り、お札などを一緒に処分するのもアリです。

個人処分したらバチが当たってしまいそうで困るお守り。

感謝の気持ちを込めてどんど焼きしましょうね。

他にも、捨てたい写真などもOK。

この機会に手放したい思い出の写真や手紙がある場合は、一緒に処理するのもアリです。

地域によっては、プラスチック、そして缶スプレーなどの危険物はNG。

不安な場合は、一度、自治体の案内をチェックしてくださいね。

まとめ

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「なんとなく正月飾りをしている」「今年は一人で過ごすから用意しなくてもいいか」なんてもったいないですよ。

こんなご時世だからこそ、きちんとこなすべき。

一生懸命に飾り付けをした家庭には、必ず年初めの神様がきてくださいます。

この機会にお正月飾りの意味や方法をしっかりと学んでみませんか?

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