冬至のスピリチュアル的意味と一般的・冬至の過ごし方と【2021年】

2020年の冬至は、12月21日です。

一年の終わりも近づく冬至の日は、どのように過ごすといいのでしょうか?

一般的に知られる冬至の過ごし方と、スピリチュアルな過ごし方、両方に着目しました。

冬至のスピリチュアル的意味

出典:photoAC

冬至が一年のうちでもっとも昼が短く、夜が長い日、というのはよく知られています。

これをスピリチュアル的に言うと、「陰がきわまり、陽に転ずる日」となります。

陽のきわみである夏至からすこしずつ陰のエネルギーが増えはじめ、冬至に陰がきわまる。

その後、また夏至に向かって新たな陽のエネルギーが流れ出すという循環を繰り返しています。

陽が外へ向けて発信するようなエネルギーであるのに比べ、陰は内側をじっくりと観察することに向いているエネルギーです。

そんな冬至の日をどのように過ごすといいか、一般的なものとスピリチュアル的なものに分けて、以下でご紹介します。

冬至の過ごし方【一般】

出典:photoAC

よく知られる冬至の過ごし方には、次のようなものがあります。

①冬至の七種を食べる
②小豆粥を食べる
③ゆず湯に入る

まずはこの3つの過ごし方についてまとめました。

①冬至の七種を食べる

出典:photoAC

春の七草は知っていても、冬至の七種は聞いたことがない、という人も多いでしょう。

・なんきん(かぼちゃ)
・にんじん
・ぎんなん
・れんこん
・かんてん
・きんかん
・うんどん(うどん)

この7つの食べものをまとめて、冬至の七種と言います。

名前に「ん」のつく食べものには運がつき、「ん」が二つつく食べものは運気が二倍になると言われ、冬至の日に食べる風習があります。

また、五十音を陰陽に分ければ、「ん」という音は「陰」に当たります。

陰の気がきわまる冬至の日に、五十音の最後であり陰の文字に当たる「ん」が二度つく食べものを食べることで、陰のきわみに達し、陽に転ずるという意味を持つのではないでしょうか。

なかでも冬至の日には、なんきん(かぼちゃ)を食べる文化が今でも根強く残っています。

栄養学的には緑黄色野菜の王様と言われるほど栄養価に優れており、たとえば果肉の鮮やかな黄色はベータカロチンが豊富に含まれていることを示します。

ベータカロチンは体内でビタミンAに変化し、粘膜を守るため、風邪予防・ウイルス対策にもなるでしょう。

冬至の七種はどれも、この時期に必要な食べものや、旬を迎える食べものばかりです。

なにを食べようか悩んでいる人は、七種を参考に決めてみてはいかがでしょうか。

②小豆粥を食べる

出典:photoAC

冬至の日の朝に食べる小豆粥は冬至粥とも呼ばれます。

昔から赤い色は邪気を祓うと考えられていました。

鳥居や古い建築物に朱塗りのものがありますが、邪気払い、魔除けの意味を持つものが多くあります。

これと同じように、赤い豆の色が邪気払い、厄払いにつながるということから、小豆粥を食べる風習が残っています。

小豆粥になんきん(かぼちゃ)を入れるなど、地域の特色、家ごとの特色が見られます。

小豆はほかに、疲労回復や解毒といった嬉しい効果もあります。

冷たい風に当たり、そうかと思うと暖房で渇き、その繰り返しだけでも疲れてしまうこの季節。

疲れが取れないと感じている人はぜひ、小豆粥を試してみてください。

③ゆず湯に入る

出典:photoAC

湯治(とうじ)に通ずるとして、冬至の日にゆず湯に入る文化ができたのは、江戸時代ごろと言われています。

黄色は魔除けの色であり、ゆずの強い香りも厄払いになると考えられています。

日ごろシャワー浴で済ませてしまうという人も、冬至の日には湯船にお湯を張って、ゆずを浮かべてみてはいかがでしょう。

冬至の過ごし方【スピリチュアル】

出典:photoAC

一般的に言われている冬至の過ごし方に加え、スピリチュアル的に見た冬至の3つの過ごし方をまとめました。

①断捨離をする

出典:photoAC

エネルギーが陰から陽に切り替わるこの日は、断捨離におすすめの日でもあります。

これまでは陰のエネルギーが必要だった人でも、陽の気が増えていく時期に差しかかる冬至以降では、なぜそれに惹かれていたのかわからなくなることがあります。

家のなかにある、もう惹かれなくなってしまったものを捨てたり、譲ったり、売ったりすることで気のめぐりをよくしましょう。

これから始まる陽のエネルギーを受け入れる準備をしておくと、冬至から次の夏至までの新たな半年間が飛躍的な日々になりますよ。

②瞑想をする

出典:photoAC

モノの断捨離だけでなく、心の断捨離も同時に行うと、より気の流れが変わりやすくなります。

外でも家でもいいので瞑想を行いましょう。

現代人は情報を入れすぎています。

スマホやテレビを断ち、自分自身と向き合う時間を取ってみてはいかがでしょうか。

③睡眠と水をよく摂る

出典:photoAC

エネルギーの大きな変化があるときには、眠気やだるさなど、急な不調を訴える敏感な人もいます。

そんな経験のある人は、無理をせずいつもより睡眠時間を長く取るといいですよ。

仕事が忙しくて睡眠が取れないという人は、水をたくさん飲むようにしてください。

水が体のめぐりをよくし、不要なものを押し流す助けをしてくれます。

まとめ

出典:photoAC

2020年12月21日は冬至の日です。

陰がきわまり、陽に転じていく大きなエネルギーの変わり目に当たるこの日は、昔からかぼちゃや小豆粥を食べたり、ゆず湯に入ったりする風習がありました。

また、スピリチュアル的な意味では、モノや心の断捨離に向いている日ととらえられています。

年の瀬も迫る12月21日。

次の年がより明るい日々になるように、祈りをこめて冬至の日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

電話占いなら絆【kizuna】

POPULAR人気の記事