算命学とは

「生年月日」だけで算出することができる「算命学」
古くは中国で始まり、日本で確立されました。

マイナーな感覚を持つ方もいらっしゃるでしょうが、「天中殺」という言葉を聞けば、把握する方も多いかも知れません。

今回は、算命学について掘り下げてみましょう。

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このページの目次

1.算命学とは?
2.十大主星と十二大従星と命式と人体星図の見方
3.天中殺について
4.天中殺はどのように過ごしたらいいのか
5.守護神とは?
6.まとめ


算命学とは?

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「算命学」の占いをみていくと、「四柱推命」とほぼ同じだと気づくでしょう。
四柱推命が「生年月日」「生まれた時刻」でみるのに対して、算命学は「生年月日」のみでみることができるのです。

自分の誕生日は分かるけれど、生まれた時刻までは分からない…という方も多いのではないでしょうか?
そんな方にはオススメな占いです。

四柱推命を少し簡素化した占いというと理解しやすいでしょうか。
だからといって、歴史的にみて、四柱推命の方が、算命学より深いという訳ではありません。

中国で発祥した算命学は、その後、日本で確立され、「天中殺」という言葉が広く知られるようになりブームになりました。
算命学という言葉はあまり聞いたことがないという方でも、天中殺という言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか?

算命学は、「陰陽五行」「十干」「干支」を用いたデータを使用し、その人の性格や金運、恋愛運に仕事運などをみていくことができます。

算命学では、「陰占」「陽占」の二つを算出しますが、陰占は、無自覚である本能などの生まれ持ったものを表し、陽占は、本人が自覚している性格や行動を表わしています。
算命学の出し方は複雑なので、「早見表」などを用いて自分の星を調べていきます。

十大主星と十二大従星と命式と人体星図の見方

性格などをみていくことができる「十大主星」は、生年月日から「自分の星」を割り出してみていきます。
その星の数は「10」に分かれており、それぞれに違うエネルギーを持っています。

また「十二大従星」は、「12」に分かれており、エネルギーの強弱状態を表わしています。
強い弱いというのは陰陽的な考え方であり、強いから良い弱いから悪いというものではありません。

十大主星は
「貫索星」「石門星」「鳳閣星」「調舒星」「禄存星」「司禄星」「車騎星」「牽牛星」「龍高星」「玉堂星」
となっています。

十二大従星は
「天報星」「天印星」「天貴星」「天恍星」「天南星」「天禄星」「天将星」「天堂星」「天胡星」「天極星」「天庫星」「天馳星」
となっています。

自分の星を「早見表」などから算出したとき、「3×3」の9つのマスにあてはめて、自分の宿命や運命か、ひと目で分かるように表した図を「陰占」といい、「天中殺」なども分かるようになっています。
これが「命式」と呼ばれるものです。

また「十大主星」「十二従星」をあてはめて出された部分を「陽占」といい、これが算命学で出された「人体星図」と呼ばれるものです。

算出した人体星図はそれぞれ、
「頭」「左肩」「右手」「胸」「左手」「右足」「腹」「左足」
の体の部位にあてはめることができ、詳細な分析結果をみていくことができます。

天中殺について

算命学では、その人の人生の中で、どうしても物事が上手くいかない時期があり、その時期のことを「天中殺」と呼んでいます。

その期間というのは、
12年の間では2年間、
12ヶ月の間では2ヶ月、
12日間では2日

というサイクルでやってきます。

「天のご加護」が受け取りにくい時期となっているため、その年には、大事なことをしない方が良いとされており、結婚や離婚、引越し…などの大きな変化が伴う事象は、その時期に行わないようにするのが賢明でしょう。

だからといって、神経質になりすぎることはありません。
大切な人生の節目のアクションを起こすのには適していませんが、心おだやかに過ごすように努めるといいでしょう。
どんな方にでも平等に訪れるものですから、かまえ過ぎることはないのです。

天中殺はどのように過ごしたらいいのか

先に述べましたが、天中殺だからといって必ず悪いことが起こる時期という訳ではありません。
いつもの自分よりも多少力を抑え気味にし、調整がとれると過ごしやすいでしょう。

全力で物事にトライしてきた方には、イライラしやすい時期になるかも知れませんが、これまでを振り返り、何か問題点はあったかとじっくり考え、これからどんな風に生きていくかという計画を立てるのにも適している時期なのです。

天中殺をうまく活用し、しっかりと心と体に休息を与え、その後の人生に大きく飛躍できる準備を整えておきましょう。

守護神とは?

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算命学の中には「守護神」といって、その人を支える「守り神」のような存在がいて、人生を上手に歩んでいけるようにサポートしてくれるのです。

陰陽五行や十干、干支からなるデータの結果から、全体的にみたときに、バランスが少し悪くなっている部分を、守護神が守って下さるという解釈となっています。

この守護神ですが、自分の結果からみて、守護神の助けを受けやすい方とそうでない方の場合があるのが特徴です。

ただし、それはそういった人生の傾向になりやすいということであり、人生の良し悪しを決めるものではありませんので、ご安心してください。

まとめ

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中国で発祥した「算命学」は、「陰陽五行」的な思想から、「四柱推命」と似ている占いだと思われるでしょう。

四柱推命の簡素版と言われるくらいなので、そう捉えられても仕方ありませんが、実際に知れば知るほど、簡素とは言えない奥深いものを感じることができます。

自分自身の命式を知り、「人体星図」とみていくことで、詳細に分析ができる算命学。

気になる方はぜひ、占ってみてはいかがでしょうか。

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