パワーストーンには、人間には見えない幸運を引き寄せる力があります。
その力は多種多彩で、組み合わせて持つ、大切にするとより幸運を招く速度が早くなります。
贈り物にも心を込めて送ると相手により大きな幸運がやってきます。
今回は、そんな中で5月の誕生石である『翡翠』に関して紹介します。
出典（TOP画像）：pixabay
知りたい翡翠の石の意味
翡翠は柔らかい緑色をした石です。
パステル調の淡く癒やされる色味には、自然を連想させます。
中国や日本を中心に多く発掘され、装飾品に使用されてきました。
翡翠という命名は、中国でカワセミを翡翠と書き、翡翠玉と古代王朝時代に呼ばれていたことから日本にこのまま命名が入ってきました。
海外ではジェダイドと呼ばれネイティブアメリカンも使用し、神々の彫刻がこの石で作られてきました。
緑が生い茂る様子の色味から、繁栄や豊穣、調和の力があると言われているのが翡翠の特徴になります。
言いつたえ
翡翠は日本でも発掘される数少ない宝石です。
そのため、万葉集に翡翠に関する記載があります。
『沼名川(ヌナカワ)の底なる玉求めて得し玉かも 拾ひて得し玉かもあたらしき 君が老ゆらく惜しも』という句がありまずが、奴奈川姫と呼ばれる美しいお姫様がおり、出雲大社に祀られている、大国主命がわざわざ姫のところにやってきて求婚した様子を示した歌になります。
求婚の際に、大国主命は翡翠の装飾品を贈り、姫に思いを告げます。
現在の糸魚川周辺は日本の翡翠の生産地になります。
出雲大社には、この糸魚川周辺の翡翠で作られた装飾品が多く発掘されています。
日本の神話でも、天照大神が赤や青、緑の宝玉の装飾品をしている記載がありますが、この緑の宝玉は翡翠のことを指します。
古代中国では、王座のことを玉座と言いますが、当時翡翠は玉と呼ばれていました。
翡翠は王座と同等の価値があると言われ、珍重されてきました。
国王が王妃に渡す装飾品で翡翠は正妻だけのものでした。
ヒーリング効果/運気アップ
翡翠のヒーリング効果や運気アップで代表的なものは以下の3つになります。
1.忍耐力と洞察力を授ける
2.人間関係が良くなり人望の縁をもたらす
3.成功をもたらし、仕事運を上げる
翡翠のヒーリング効果で有名なのは、その人に忍耐力や洞察力を与える効果です。
行動をする際には、タイミングを見計らう時期があります。
また、同じ物事をやっていても結果が出るまでは人間の心は安定しないものです。
翡翠の場合は、こうした一見マンネリ化した状態に耐える心や意味を見出す効果があります。
生い茂る緑を連想させる翡翠には、自分の周りに集まってくる人間関係にも良い影響を与えます。
悪い縁や出来事を持ってくる人間関係の縁が切れ、自分にとって有益な人間関係を引き寄せる効果を持っています。
人間が知り合うきっかけを与えてくれるチャンスを増やしてくれるのです。
最後に、物事の小さな成功を収めて。
たくさん積み重ねる力を増やすため、仕事運が上がるようになります。
翡翠は、その人の成功や繁栄、心を豊かにしてくれる効果を持つパワーストーンになります。
浄化方法
翡翠は日光、塩水、月の光、セージと言った一般的な浄化の方法で劣化しません。
おすすめなのは緑の力を持っているので、日光で浄化するといいでしょう。
相性の良い石
情報のアンテナを敏感にさせたい場合は、アジュライト、心を沈めて着実な成長を促すなら
アベンチュリンがおすすめです。
また、水に馴染みのある名前の石と組み合わせると、浄化した環境での成長が見込める組み合わせになります。
こんな時・人におすすめ
『翡翠』を身につける際におすすめ人は以下の場合です。
1.仕事運の上昇、人望を掴みたい人
2.物事の本質を見抜きたい人
3.コツコツとした努力が苦手な人
仕事で頑張っているのにうまく成功しない、自分がリーダーとして人を引っ張る必要がある、新規の開拓先を探す必要がある人は、翡翠がおすすめです。
仕事運を総合的に上げてくれるだけではなくて、今自分が必要としている人との縁を取り持ってくれる効果があります。
また、豊かさをもたらすので心の余裕ができやすいメリットもあります。
翡翠には物事の本質を見抜く力があります。
そのため、いろんな情報がある中で、本質を見抜く論理的な思考力が欲しい人にもおすすめしたいパワーストーンになります。
最後に、コツコツとした努力が苦手な人にもおすすめです。
ダイエットで挫折してしまう、資格の勉強が三日坊主になってしまう人は、やっている行動の意味がわからなくなっています。
翡翠は忍耐力を与えて、続けることを助けます。
そして、結果が出る前に、努力している意味を見出す洞察力を与えるため、続けやすくなります。
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