正しく知りたい占星術における冥王星の逆行とその意味とは?

正しく知りたい占星術における冥王星の逆行とその意味とは?

地球から見て惑星の軌道が本来の東から西でない方向に動く時期を『逆行』と言います。
占星術では逆行といい、意味の大きな変化になります。

その意味は各惑星で大きな違いがあります。
今回は、地球から最も遠い『冥王星』の逆行に関してわかりやすく解説します。

出典(TOP画像):pixabay

まずは知っておくべし冥王星の意味

冥王星は人間の生死や復活、革命といった物を象徴します。
人間の一生以上かかって公転する冥王星は、人智を超えた時代の流れや根底を示す星です。

そのため、冥王星が一つの星座を動くことによって大きな時代の変化の要因も左右されます。

人間が生きていく上で、一つの時代が始まり一つが終わるという変動は冥王星が示していると言っても過言ではありません。

大きな人間が生きる世界の変化を支配し、人間の爆発的な行動力に伴う成功と失敗を示す星なので、占星術でも重要な大きな意味を示す星になります。

逆行になる理由とその意味

現在では太陽を中心に惑星が公転する事実は周知されていますが、占星術の場合はあくまでも地球を中心に惑星の位置で運勢を占います。

地球を中心に惑星の動きを見ることは、それぞれの惑星の公転周期の差によって、見かけ上、西から東の動くようになります。

本来東から西に動く惑星が西から東に動くことを逆行と言います。
逆行は本来の方向に動く順行に比べて、意味が大きく変化するので、注意が必要です。

冥王星の逆行が発生すると、やる気が出ない、自分の心がぶれて何が正解なのかわからなくなる、目標に向けて努力をしている場合は、成功への速度が落ちる傾向になります。

人間の根底の心の土台を左右しているので、自分が積極的に物事を進めたい、理由がわからないけどモチベーションが落ちたという場合は冥王星の影響が絡んでいる可能性があります。

2019年冥王星の逆行期間

2019年の冥王星の逆行期間は2019年04⽉25⽇〜2019年10⽉03⽇とかなり長期間になります。

冥王星は公転周期が240年と長期間のため逆行期間も長めです。

この間にしっかり対策をすることで抜けた後、抜けた後より生き生きとした毎日を送ることができます。

冥王星逆行の得になる過ごし方

冥王星が逆行になった場合は、基本的にやる気がなくなる、無気力、方向性を見失いがちになります。

元々目標があった場合、努力の維持が難しく感じるようになるので、メリハリをつけた生活習慣を過ごすことがおすすめです。

時間を決めてしっかり努力をすることで、休む時に罪の意識を感じにくくなります。
人間は、長時間100%の努力をし続けることは根本的にできません。

中途半端に努力を続けるよりも、出し切る時間とそうでない時間とメリハリをつけることで、やる気がない時間はしっかり休むことができるため、物事がスムーズに進むようになります。

次に、体を動かす習慣をつけることです。
人間が無気力や方向性を見失う時は、心にストレスを抱えている状態になります。

心のストレスがある場合は、やる気が失いがちです。
そのため、体を動かすことで、ストレス状態を解消することが可能です。

実際に、心のストレスは体を動かすことで解消することが研究で認められているので、運動を取り入れる生活習慣をおすすめします。

最後に、無気力になると常にやる気をもって頑張っていた場合、休むことにストレスを感じがちです。

普段頑張っているのだから休む時は休もうと、頑張りすぎている場合は特に息抜きをすること、休息も管理の一環で罪悪感を持たないようにすることも大切です。

逆行が抜けたら何をすべきか

逆行が抜けたら、努力の結果が残りやすい時期に変わります。

逆行期間中にメリハリを付けた習慣を身に着けていれば、更に集中力が増して結果を短時間で残すことも可能です。

また、目標を持つことやゴールが見えてくるようになるのでそれに向けて努力を新たに始めるのもおすすめです。

ゴールが見えていればそれに向けて全力で取り組みやすくもなります。
自分の立ち位置も見えやすくなるので。新たな挑戦を始めるのもおすすめです。

まとめ

『冥王星』『逆行』になると、無気力や心のストレスが溜まりやすい時期にあたります。

心の根底の土台である冥王星が逆行することで、自分のなすべき方向性が見えにくくなってしまうためです。

メリハリのあるスケジュールを設けて努力する時間とそうでない時間を作ること、運動の習慣を取り入れること、休むことに罪悪感を持たないようすることが、抜けた後よりよい毎日を送る鍵になります。

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