オラクルカード入門?八百万の神たちからの加護をいただく

オラクルカード入門?八百万の神たちからの加護をいただく

「オラクルカード」の多くが天使など、西洋的な事物からメッセージを受けるものになっていますが、日本では自然界に数え切れないほどの神々が存在し、日々、恩恵を受けているのだと考えられています。

ここでは、「日本の神様カード」を使って身近な神様からのメッセージを受ける方法をご紹介します。

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「日本の神様カード」はどんなときに使うといいの?

オラクルカード入門⑤八百万の神たちからの加護をいただく

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多くのオラクルカードでは逆位置という見方をしませんが、「日本の神様カード」では、逆位置も見るかどうかを自分で決めることができます。

逆位置とは、カードの上下が逆になって出てくることをいい、そのカード本来の意義が発揮されないでいたり、エネルギー的に滞っている状態であることを知らせます。

このような使い方ができるため、ポジティブな助言だけをもらうのでなく、現状ある課題や対策など、知りたいことについてはっきりと訊くこともできますし、悩みや問題がないときにも、気づいていない課題を教えてくれたり、また、自分がお参りするべき神様を知りたいときにも引くことができます。

恋愛など他者との関係について悩みがある

このような場合には、四枚のカードにそれぞれ、①魂の本質②他者について③自分について④未来というテーマを与え、引くことで助言を受けることができます。

逆位置のカードが出れば、その部分に停滞があり、うまくいっていないことがわかったり、両者が性格や気質的に不和を起こしており、調和するためには努力が必要であることがわかります。

時を先読みする

雑誌などには毎月の占いや、半期ごと、一年まとめての占いが掲載されていることがありますが、それを「日本の神様カード」を使用して、自分だけのためにすることができます。

占いたい期間がたとえばこれから先3ヶ月だとすると、それぞれの月で1枚ずつカードを引くことで、自分にとっての月ごとのテーマや守護神を知ることができます。

6ヶ月なら6枚引くといいでしょうし、年の瀬に、翌年の1年を占う、として12枚引いてもいいでしょう。

これはほかのオラクルカードでも可能ですが、「日本の神様カード」を使うことで、月ごとの守り神を意識することができます。

鳥居のスプレッド

「日本の神様カード」に特徴的なのは、「鳥居のスプレッド」と呼ばれる二者択一の読み方が紹介されていることです。

好きな人が2人いて、どちらからも好意を持たれている、大きな買いものをしたいが2つのうちどちらを選べばよいかわからない、物事の候補日が2日あり、どちらにすべきかなど、二者択一の課題を感じているときには「鳥居のスプレッド」を試してみましょう。

10枚のカードを使い、選択肢Aを選んだ場合にどうなるか、Bを選んだ場合にどうなるか、それぞれについて細かく見ていき、最終的な神様からのアドバイスを受け取ることで、二者択一における視野を広げてくれます。

「日本の神様カード」に書かれていること

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オラクルカードの中でも特徴的な「日本の神様カード」ですが、説明書に書かれていることにも特色があります。

神様からのメッセージ

どのカードにもテーマがあり、メッセージがありますが、「日本の神様カード」では、メッセージがとても詳しく書かれています。

今、どのような状態にあり、なにをすべきかという太文字のメッセージと、神様に関する詳細なメッセージが連なっているところが特色の1つです。

テーマ

カードにはそれぞれ、神様の名前とシンボリックな絵柄が付与されていますが、そのカードの持つテーマについても書かれています。

1つだけのものから複数書かれているものもあり、どちらも質問者が大事にしなければならないテーマを簡潔に知らせてくれます。

神社

「日本の神様カード」最大の特徴は、そのカードの神様が祀られている主な神社が書かれていることでしょう。

何度も同じカードを引いたり、自分にとって大切にしている神様がすでにおられる方は、ぜひその神様がお祀りされている神社に足を運びましょう。

書かれている神社以外にも、近隣の神社でお祀りされていることもありますので、調べてみることをおすすめします。

産土神のカード

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神様を数えるときには「柱」という単位を使いますが、「日本の神様カード」では48柱の神様を扱っています。

しかし、予備カードとも「産土神のカード」とも呼ばれる、神様のシルエットのみが書かれたカードを使い、49柱とすることも可能です。

「産土神」とは「うぶすながみ」と読み、その人が生まれた土地の神様をいいます。

お宮参りや七五三など、今は和装で写真を撮る行事のようになってしまっていますが、もともとは「産土神」となる生まれた土地の神社へ行き、子どもの成長の喜びと加護への感謝の気持ちを伝えるべく、神様にご挨拶するというのが起源となっています。

「産土神」のカードが出たときには、生まれ故郷の神社へお参りに行ったり、家の神棚や祖先神に対してお参りしてはいかがでしょうか。

まとめ

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一風変わった「日本の神様カード」ですが、自分がいかに日々、神々によって守られて生きているかを知ることができます。

日本という多くの神を祀る文化の国に生まれたのですから、ぜひともその神々からのメッセージを受けとり、豊かな生活を送りましょう。

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