占星術の10惑星の木星の意味と特徴

自分の運命の特徴や傾向を知ることが出来るのが『占星術』です。

その中でも『10惑星』は、各星座のどこにあるか、そもそも持っている星の意味を知ると、より深く理解することが出来ます。

今回はそんな、占星術の『木星』の意味に関してわかりやすく解説します。

出典(TOP画像):photoAC

木星は10惑星の中で幸運や拡大・成長を表す

木星は、10惑星の中でも人生のおける成長のきっかけや拡大を示します。人生における幸運期や発展という意味を示す星です。

木星が太陽星座を12年でめぐりますが、星座の中に木星があるとその星座の人の運勢が上がると言われているので、事業の拡大や成長という意味で縁をいただくことが出来る星になります。

また、火星はあくまで積極性や行動といった人間の動作を主観とした意味になりますが、木星はその人の人生の風向きを示します。

例えば、自分がこの時期は待ちの方が良いと思って行動したことが、当てはまったり、自分が進むべき未来が自然とよくなる状況を表しているのです。

木星のこうした意味の為、自分が社会的にどの様に発展していくのか?
自分がより社会においてどのような立場になって、進むべきなのか?

そういう意味を持っているのが木星の意味になります。

木星が示す12星座とは?

占星術では、10惑星はぞれぞれの星座が割り振られています。
木星が割り振られている星座はいて座で、ハウス名は人馬宮です。

古代の四大元素で分類するサインでは火で、柔軟宮です。

いて座は、ギリシア神話のケイロンがモチーフとなっており、半身半馬の賢者で、オリンポス12神からも尊ばれました。

南斗六星を持ち、星の並びも美しく夏の天の川のど真ん中にある星座で、華やかなのも特徴です。

木星が示す意味

木星が星として象徴している意味は、繁栄・拡大・成長という意味です。
その人の持っている社会的発展をメインに力を持っている星です。

この星が人間の一生を司るのは、45~57歳、まさに、社会に適応し、自分の積み上げたもので、地位や生活を豊かになったとの時を反映しています。

木星の大きな特徴は、自分の性格ではなくて、その人が持っている成功や繁栄の時期示すので、自分の意思では制御できない点です。

生きていく間には様々な事があります。

何やっても、成功する時期、失敗する時期あると思いますが、この成功する順風期間を示しているのが木星です。

しかし、人生でも、木星の順風期間をうまく使いこなす事が出来なければ、仇になります。

どんなに追い風が吹いていたとしても、その風を掴むことが出来ないと、うまく進むことが出来ないのです。

だからこそ、木星が現時点でどの位置にあるか、ということは自分の人生における風向きを知るのと同じなのです。

また、占星術と切っても切ることができないタロットカードでは、「運命の輪」の意味に対応しています。

転換点や幸運の到来、その人が新しく挑戦するために必要な転機を知らせる意味を持っています。

木星と他の惑星のアスペクトの傾向

木星と他の惑星のアスペクトの意味は良い角度であるソフトアスペクト、悪い角度のハードアスペクトではどの様に変わるのでしょうか?

ソフトアスペクトの場合は、木星の良い意味が他の惑星の意味を強調させ、ハードの場合は、良い面を打ち消すような方向になります。

土星は堅実・真面目という意味がありますが、ソフトの場合アスペクトの場合は枠組みでの能力発揮や堅実・地位の確立言った意味、ハードの場合は枠にハマりすぎ・意欲の不足という意味になります。

木星は発展を意味し、社会に生きる順風万風さを示す星になります。
そのため、ハードになると、追い風のご利益が減る方向になる意味になります。

この様に、ホロスコープの星の意味によっては同じ星でも大きく意味が変わります。
ですので、星から運命を読む時は角度を意識して正しく読み取ることが大切です。

マイナスの角度でも、気をつければ、その影響を最小限にすることが出来ます。

まとめ

『木星』は社会的成功や発展という意味になります。

そのため、木星がどの位置にあるかを知ることで、その追い風の恩恵があるかどうかを知ることが出来ます。

また、転換点や進む方向が決まっている場合の背中を押してくれる星なので、自分をしっかり持つことが大切な星になります。

人生の順風はいつなのか?

木星の場所を知って、自分の進むべき人生を楽しく乗り切るチャンスを逃さないようにするきっかけになれば幸いです。

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