オラクルカード入門?悩みは王子さまに打ち明ける

人が持っている悩みの多くは、人間関係が占めているものです。

こだわりや嗜好の不一致、考え方の違い、また、思いやりの欠如が、人々に不和をもたらしています。

まずは自分が変わること、などとよく言われますが、実際になにをどう変えればいいのでしょう?

ここでは、人間のあり方や大事にすべきものについて書かれた一冊の書物から作られた、「星の王子さまオラクルカード」について紹介しています。

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星の王子さまオラクルカードとは

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フランス人作家、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの著した『星の王子さま』に出てくる登場人物や場面に基づいて作られたオラクルカードです。

『星の王子さま』を知らない人にでも使えるよう、説明書がついていますが、一度読んでおくと、より面白く感じられたり、質問に対する答えがわかりやすいカードになっています。

『星の王子さま』にはなにが書かれているのか

砂漠で不時着したパイロットである主人公が、さまざまな星を旅していた王子さまに出会い、対話する中で、自分を内観するような小説です。

王子さまの率直な言葉の一つ一つは、子どもの頃、大人に対して感じていたような不思議やつまらなさをはらんでおり、友人との付き合い方や、生きる上で大事にすべきことなどに、物語を通して気づく仕組みになっています。

小説を読むだけでもたくさんの気づきが得られるでしょう。

星の王子さまオラクルカードの使い方

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カードに質問をし、シャッフルして引く、というのが基本的な流れになります。
引く枚数もカードに尋ねて答えをもらうようにすると、カードと繋がりやすくなります。

また、○枚で答えをください、とお願いするのもいいでしょう。

特別な置き方や引き方をする必要はなく、トランプを広げるようにスライドさせた中から選んでもいいですし、シャッフルしてこれ、と思ったところで一番上のカードをめくっても構いません。

質問別のカード例

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オラクルカードを使ったことのない人にとっては、具体的にどう読み解けばいいかわからない、感覚的に優れた人でなければ使えないのでは?という疑問は当然のことです。

オラクルカードの起源はビブリオマンシーと呼ばれる書籍占いと言われており、本のあるページを開き、そこに書かれていることが質問に対する答え、というものです。

ビブリオマンシーをカード化したものがオラクルカードとも言われており、誰でも答えを導けるものになっています。

【質問1】彼の、私に対する扱いがだんだんと雑になってきています

付き合いたての頃は、お互いに気心が知れず、好かれようとしてよく見せたり、背伸びしたり、丁寧な言葉遣いを心がけますが、次第に素の自分を出せるようになったり、相手に対しても理想を抱くだけでなく、ウィークポイントが見えてきます。

質問に対して【井戸】のカードが出たとすると、それは彼への過干渉を意味します。

彼のために、遠く離れた井戸から水を汲んできてあげるような、手厚いフォローをするのをやめてみてはどうでしょう?

彼は質問者を母親と勘違いし、息子のように好き放題するようになり、女性としての魅力を感じることも減ってしまいます。

質問者もたまには、水を汲んできてもらう側になってもいいのです。

【きつね】のカードが出たとしたら、彼を大切な男性として考えるよう心がけてください。

仲が悪いのではないですが、お互いに馴れ合いの関係になってしまい、存在が当たり前になってしまっていませんか。

出会ってくれた彼への感謝を思いだすことで、あなたの彼に対する言動が変わり、それは彼にも伝わります。

【質問2】先輩に対して媚を売るのがうまい同僚にイライラします

うまく立ち回れない自分に対する苛立ちや、かといって同僚のように媚を売りたいわけではないという自尊心で、毎日葛藤していることでしょう。

質問に対して【想像力】というカードが出たとします。
これは、目に見えない部分に対して思考をめぐらすことを意味します。

人はそれぞれ、役割を持って生まれてきています。

役割をきちんと果たしていかなければ何度でも同じ試練がやってきますし、ズルをすればそれ相応の対価を支払うことになっています。

食事をおごってもらえたり、色のいい言葉をかけてもらうことよりも、魂の充実をはかることに意識を向けましょう。

【王さま】のカードが出たとすると、質問者自身、すこし頑なになっている部分があるように感じられます。

どう見られているか、ではなく、どうありたいかを心に問いかけてみましょう。
同僚と自分とは別の人間ですので、同じように立ち回る必要はありません。

まとめ

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他者との関わりのなかでイライラしたり、悔しい思いをしたり、いやな気持ちになることがありますが、一歩引いてその問題を俯瞰してみると、多くの気づきを与えてくれている、ということが多々あります。

ピンチはチャンスというように、一見、よくないように思えることでも、かならず意味があってやってきています。

困ったときの相談役に「王子さま」を知っていれば、どんなピンチにも立ち向かい、喜びを見いだせるようになるでしょう。

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