【タロットカード】日常に3枚のカードを取り入れる

人には打ち明けられない悩みなど、深刻な問題を抱えているときには占いに頼る、という方もおられるかと思いますが、『タロットカード』を使用した占いは、もっと気軽に日常に取り入れることができます。

ここではそんな使い方のひとつ、『3枚引き(スリーカードスプレッド)』をご紹介します。

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3枚引きとは

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78枚あるタロットカードすべてから、3枚を引いて占う方法です。

78枚のなかには、22枚の大アルカナと56枚の小アルカナと呼ばれるカードがあり、慣れないうちは大アルカナのみを使用してもいいでしょう。

少ない枚数で占っているうち、だんだんと馴染んできますので、それから枚数を増やしていくと使いやすいです。

3枚引きでは、3枚のカードを引いた順に、左から裏返しに置き、揃ってから順番に表を向けるのが一般的な方法です。

3枚引きではおもに、過去‐現在‐未来を見るものとされていますが、1枚1枚をどのように位置づけるかを、自分で決めてから引くこともできます。

ここでは日常に取り入れることを目的としていますので、朝‐昼‐夜という位置づけで見ていくことにしましょう。

毎日を占う3枚引き

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カードを確認

左から順に、「ペンタクルの9」「Ⅰ魔術師」「Ⅱ女教皇」というカードが出ています。
すべて正位置である、というところも重要なポイントです。

タロットカードでは、カードの向きが絵のとおりになっているものを正位置、上下が逆さまになった状態を逆位置といい、同じカードでも正位置か逆位置かによって意味あいが異なりますので留意しましょう。

左から順番に、朝を「ペンタクルの9」、昼を「Ⅰ魔術師」、夜を「Ⅱ女教皇」が表している、と見ることになります。

朝「ペンタクルの9」

ペンタクルとは物質面での豊かさを表しており、「ペンタクルの9」は、努力の末の実りを表します。

あとのカードとのバランスもありますが、朝にこのカードが出るというのは吉兆ともいえます。

一日のはじまりはすがすがしく、満ち足りた気分で過ごすことができそうです。
穏やかな朝を過ごすことは、一日を軽やかに過ごすうえでも重要です。

昼「Ⅰ魔術師」

タロットカードの大アルカナは「0愚者」というカードから始まりますので、「Ⅰ魔術師」は二番目のカードとなります。

なにも持っていなかった「0愚者」とはちがい、自分の能力をいかして、新たなことに挑戦する人をさします。

穏やかで豊かな朝を過ごしたあとに「Ⅰ魔術師」のカードが出るのは、新しい物事の始まりが、慌ただしいものではなく、きちんと準備期間を経てやってきたことを表します。

磨かれた能力を使って、これまでと違ったなにかを始めるのに適しています。
これがもし逆位置で出ていたならば、その日は新しい物事を始めるのには不適です。

もうすこし準備が整い、不安ない状態で始めることをおすすめします。

夜「Ⅱ女教皇」

「Ⅱ女教皇」はとても理知的な女性を表しています。

昼に新しい物事を始めたわけですから、夜にはその振り返りをし、翌日以降にいかしたいものですが、ここで「Ⅱ女教皇」が正位置で出ているのであれば、このとき考えることは、大きく間違うことはないでしょう。

しかし、「Ⅱ女教皇」は厳しい性格のため、自分にも他人にも妥協を許さず、時として反感を買うおそれや、翻って自分を傷つけたり、自虐的な考えに陥ってしまうこともあります。

ここでは正位置で出ていますので、あまり心配は必要ありませんが、物事を始めてすぐの頃というのは、なにかと課題が見つかる時期でもあります。

理論的に詰めていかなければならない部分も多々ありますが、批判的になりすぎず、様子を見るだけのゆとりを持つように心がけるといいでしょう。

3枚引きから見えてくること

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毎日3枚引きを続けることは、タロット初心者にはとても勉強になります。

前後のカードの関係性を考えつつ、一日の自分の流れを大まかに知ること、その読みがどれくらい当たっていたか振り返ることで、タロットカードを読み解く力は徐々にあがっていきます。

また、朝-昼-晩という引き方では、だんだんと自分の一日の感情の動きがとらえられるようになります。

朝が弱い、夜に落ち込みやすいなど、傾向が見えてくれば、それに対しての対策カードを引くのもおすすめです。

よくないカードが出てしまって不安なときには、「○○はどうすればいいでしょうか」と訪ねながら、さらに1枚カードを引くといいです。

3枚引きを応用する

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そもそも3枚引きのスプレッドは、過去-現在-未来を見るのに長けた占い方として知られています。

ですので、朝-昼-晩という短期間についての占いに慣れてきたら、次はもう少し長期的な占いをしてみましょう。

今日-明日-明後日でもいいでしょうし、ひと月を3で割って、上旬-中旬-下旬のように見ると、どの時期が調子がよくて、どの時期は気をつけなくてはならないかが見えてきます。

【まとめ】

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一日を朝-昼-夜に分けるなど、一定の期間を3つに分けることで、3枚引きを日常に取り入れる方法をご紹介しました。

自分の弱点や、近未来の課題、気をつけたほうがいいことなど、わかっていると事前に回避できることは多々あります。

手軽に3枚引きを使うことで、ハッピーな未来を手に入れましょう。

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