気功の概念とは?疑問にお答えしましょう!

「気功」を「アヤシイもの」と考えていませんか?

「気功」は中国古来より伝わる健康法。
「病は気から」と表されるように、東洋では「気の流れ」を昔から重要視しました。

はたして「気功」や「気」の正体は何でしょうか?
掘り下げた解説をすすめます。

出典(TOP画像):pixabay

気功とは?

出典:pixabay

シンプルに説明しましょう。
「気功」とは体内に「気」をめぐらせる手法です。

「では、気とは何でしょうか?」。

東洋的に解説するならば、「陰陽五行思想」に基づく「エネルギーの総称」を指しています。

「は?」
よけい分からなくなりますね。

「気」は科学的な側面からも研究がすすめられています。
これによれば、「気」は「電気・磁気・赤外線」と同義です。

「なるほど……」。
このような声が聞こえてきそうですね。

すこし理解がすすんだでしょうか?

血管や神経を介して、「気」は身体をめぐっています。
健康であれば、正常にめぐるはず。

しかし、病気に陥る(おちいる)と「気のめぐり」が悪くなるのです。
東洋的な考え方によれば、「悪い気」が宿ることで病気になるとされますね。

中国では、「気」の循環や「悪い気」の排出を目的として「気功」が発展しました。
医療法の一種です。

ちなみに、「気」の循環をめざすものを「内気功」、「悪い気」の排出をめざすものを「外気功」とよびます。

理解はすすみましたか?
つぎの項目で、「気功」の実践を解説しましょう。

気功のやりかたについて

出典:pixabay

「気功」を始めるために、精神的な部分を整えてください。
具体的には「リラックス」です。

深呼吸を繰り返せば、大量の酸素を脳へ送りながら心拍数を抑えられます。
これにより、「不安感」や「緊張感」を抑制することに。

「気功」に意気込みは不要です。
「おちつき」が大切であると考えてくださいね。

精神的な準備が整ったならば、あとは実践あるのみ。
代表的な「気功法」として「スワイショウ」を紹介します。

「スワイショウ」は「腕」を振る気功法。
正確には「手」への意識が大切となります。

ためしに「手・腕」をブラブラと振ってください。
血流が促進されるのを感じませんか?

「スワイショウ」は「邪気」を手指の先から振り払うことを「イメージ」します。

「気功」に大切なのは「明確さ」。
しっかりと「イメージ」してください。

さらに掘り下げましょう。
ブラブラと「手・腕」を振り続ければ、軽い催眠状態へ。

連続した動作により、「自己催眠」へと向かいます。
その効果は「集中力アップ」や「自律神経の正常化」。

「イメージ」や「意識」を大切にしましょう。

スワイショウについて

出典:pixabay

「代表的な気功法」となる「スワイショウ」を紹介します。

やりかたは、前後に「手・腕」を振ること。
その際には、足を肩幅程度に広げましょう。

つま先を平行にすることがポイント。
「ハの字」に広げてはいけません。

最初は振り幅を意識しなくて結構です。
ナチュラルを意識してくださいね。

徐々に大きく振れるようにしましょう。
「肩」や「腕」の力を極力抜くのがコツです。

そして「イメージ」をもってください。
指の先から邪気を放出する「イメージ」です。

ひざの「軽い曲げ伸ばし」をコンビネーションすれば、楽に運動強度を調整できます。
無理のない範囲で継続しましょう。

さらにレベルアップ。
「横回転となるスワイショウ」を紹介します。

「でんでん太鼓」をご存知でしょうか?
同じような動きを想像してください。
ウエストをひねりながら「手・腕」を左右に振るのです。

注意するのは首のひねり。
「手・腕」に連動させればよいのですが、急激な動作は禁物です。

勢いをつけすぎると、「めまい」を起こす可能性があります。
最初はユックリと動作を始めましょう。

気功法で大切なこと

出典:pixabay

細胞の活性化が期待される「十字真言(じゅうじしんごん)」。
唱えながら「気功」をおこないましょう。

効果を飛躍的にアップできますよ。

「十字真言とは、どのようなものでしょうか?」。
質問がよせられました。

「ことば」を以下に列記しましょう。

「アン・ジン・ミー・ピー・ジー・パー・ヤー・イン・フォア・ディン」。

これらは胎音(たいおん)から構成されるもの。
お母さんのお腹の中で繰り返し聞いていた音とされます。

赤ちゃんは「たった1個」の細胞が分裂して形成されることに。
やがて「60兆個」となるのですから、おどろきですね……。

「十字真言」を唱えると、身体じゅうを「気」がめぐると考えられています。
上手に取り入れて「気功法」をレベルアップさせましょう。

「一連の動き」が確立していますから、情報を収集してください。

それぞれの「ことば」に対応した動きにより、「悪い気」を排出して「良い気」を集積できるとされます。

その際に「チャクラ」の意識を取り入れれば完璧。
「へそ下の丹田」を意識してください。

「十字真言」を取り入れた「気功法」をレクチャーしましょう。

「アン・ジン」で腕を上げていきます。

そして「ミー」で水平まで上げましょう。
さらなる上昇は「ピー」ですよ。

そして「ジー」を唱えながらさらに腕を押し上げてください。
ただし、踵(かかと)は地面につけたままです。

「パー」「ヤー」で掲げた両手を左右に開きましょう。
ゆっくりとおこなってくださいね。

つづいて「イン」を唱えながら「気」を「イメージ」。
「フォア」で水平までおろした腕を使って「イメージした気」を集めましょう。

最後に「ディン」と唱えながら「へそ下の丹田」へ「気」を取り込みのです。
あくまで「イメージ」ですよ。

まとめ

出典:pixabay

いかがですか?
「気功」に対する考え方が変わったのでは?

ふだんから風邪をひきやすいと感じるあなた。

「気功法」を日常生活に取り入れてください。
身体じゅうを「気」で満たせば、免疫力が上昇します。

充実した人生のために、「気功」の概念をしっかりと理解しましょう!

▽【今月一番読まれている記事】夢占い-夢で、好きな人が出てきたのは何を意味するのか?▽

電話占いなら絆【kizuna】

POPULAR人気の記事