【タロットカード】本田圭佑選手はこれからどうなる 3

引き続き、サッカー「本田圭佑選手」の未来について観ていきます。
ここまで「心」そして「技」のビジョンについて観てきました。

3回目の今回は、「体」のに関する未来を探っていきたいと思います。

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「体」に関するビジョンは? 【魔術師・逆位置】

出典:ashinari.com

「心技体」というのはもともと武道からきた言葉だと言われ、現在はスポーツでも広く用いられています。

3つの要素のうち「心」を最初に置いているのですから、武道やスポーツにおいて「心」が重視されていることの現われともいえるでしょう。

とはいえ、最後に置かれた「体」が重要度で劣るのかというと、決してそんなことはないはずです。
スポーツにおいて、強く健全な肉体こそが基本です。

いかに精神や技術が充実していても、肉体が万全でなければいい結果は出せません。

この重要な「体」に関するビジョンを、本田選手について観てみたところ……

タロットは、「魔術師」の逆位置を導きました。
これは「混迷」を暗示しています。

また今回のテーマが「肉体」であることを考えれば、「輝きの欠如」という解釈も有効でしょう。
(魔術師の正位置は「創造的な輝き」の暗示であるため、逆位置はその衰退と読み解くことができるからです)

つまり本田選手の「体」に関する未来は、かつての輝きを失い、さ迷っていく……そんなビジョンが見えているわけです。

ある程度の衰えは、折り込み済みのはず

前回も述べたことですが、肉体が衰えると、あらゆる部分でパフォーマンスの低下が起きます。
まず第一に懸念されるのは、フィジカル(身体)の強さが衰えることです。

本田選手は見た目以上に頑丈な肉体を持っており、外国の選手との激しいボールの奪い合いでも力を発揮できます。

これは本田選手の大きな魅力ですが、肉体的に大きく衰えてしまうようでは、フィジカルの強さを生かしたプレーは難しくなります。

そして加齢によるスタミナ面への影響も心配されるところです。
これまでの代表の試合では、本田選手が90分ピッチに立っていることは当たり前のことでした。

しかし30歳代はサッカー選手としてベテランの域であり、全盛期のようなスタミナは望めなくなるでしょう。

そのため代表でも所属クラブでも、先発して途中交代、あるいは逆に途中からの出場という起用が多くなるかもしれません。

しかし……ここまでは予想の範囲なのです。

本田選手ほどプロ意識の高いアスリートであれば、加齢による衰えも当然頭に入れて、今後のプレーを考えているはずです。

先の記事でも述べましたが、彼は自分がベテランとなることを受け入れつつ、これまでと違ったスタンスで、チームに貢献することを考えています。

よって多少の肉体的衰えや、それに伴う出場機会の減少に関しては、本田選手は自分の現実として受け止めることができるわけです。

ケガへの対処やトレーニングを間違えないことが大切

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問題になるのは、本田選手の肉体が、これまでと大きく違う状況に置かれるケースでしょう。
ひとつはケガであり、もうひとつが新しいトレーニングの導入です。

本田選手のような進取の気性を持つ人は、何事も最先端のモノに興味がある人です。

よってトレーニングや、あるいはケガをした時のリハビリに関して、従来にない新しい方法を試そうとすることもあるでしょう。

しかし魔術師の逆位置は、ここに落とし穴があることを暗示しているのです。

魔術師のカードは正位置であれば、創造的なアイデアと、それがもたらす成功を象徴しています。
それが逆位置になるのですから、創造的な思考や行動が裏目に出ることがあるのです。

ケガからの回復を目指すとき、あるいはよりハイレベルな身体能力を求めたとき、本田選手はこれまでにないアプローチでそれらに立ち向かうかもしれません。

しかし、その新しいアプローチが裏目に出て、ケガを悪化させたり、コンディションを低下させたりする危険性があるということなのです。

現にスポーツの世界では、こうしたケースの失敗例が多くあります。

かつてプロ野球のスター選手が、肉体をさらに強化しようと考え、格闘技のトレーナーのもとで身体を鍛えなおしました。

その選手はたしかに筋骨隆々の肉体を手に入れたのですが、その身体は必ずしも野球にはフィットせず、以後は多くのケガを繰り返すようになったといいます。

本田選手も、リハビリやトレーニングの方法を間違えたら、同じような失敗をする可能性がある―――タロットはそう暗示しているのです。

本田選手の「心技体」

ここまで3回にわたって、本田選手の「心技体」のビジョンをそれぞれ見てきました。

心に関するビジョン……皇帝・正位置
 衰えぬ闘争心と、リーダーシップへの意欲であふれています。

技に関するビジョン……正義・正位置
 周囲との調和とチームプレーを重視する志向があります。

体に関するビジョン……魔術師・逆位置
 肉体的な活力が失われ、トレーニングやリハビリで失敗する危険性があります。

こうしてみると、やはりカギになるのは「体」ということになるでしょう。

肉体的なコンディションを維持できれば、「周囲と調和しつつリーダーシップを発揮する」熟年期のホンダ・スタイルが見えてくるのです。

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