「タロットカード」タロットで読み解く偉人・有名人 3 【貴乃花親方】その3

「貴乃花親方」の3回目。

今回もこの角界のキーマンについて、タロットで読み解いていきたいと思います。

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部屋の弟子を上手く育てられるの? 【運命の輪・逆位置】

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弟子の育成こそ、親方の仕事のメインです。

伝説の大横綱・貴乃花にとっては、かつての自分に匹敵する力士を育てることが、究極の理想といえるでしょう。

では弟子の育成について、貴乃花親方の先行きはどうなのでしょうか。
タロットで占ったところ、「運命の輪」の逆位置が導かれました。

これは「退潮」「暗転」が示されており、あまりいい暗示とはいえません。

昨今の状況と照らし合わせると、思い当たる点がひとつあります。
それは部屋への入門者の減少です。

ここまでの協会とのバトルで、貴乃花親方にはすっかり「角界のトラブルメーカー」のイメージがついてしまいました。

いくら彼が伝説の大横綱だったとはいえ、これだけトラブルや揉め事を起こす親方では、入門する側もためらってしまうでしょう(仮にあなたのお子さんが「力士になりたい」と言ったとしても、貴乃花部屋に預けるのはちょっと心配ですよね)。

おそらく貴乃花部屋は当面の間、弟子集めが上手くいかない可能性が高いと思われます。
新たに弟子が集まらないことは、いまの所属力士たちにも深刻な影を落とします。

三月場所で弟子が起こした暴行トラブルは、付き人のミスがきっかけでしたが、その背景には付き人の数がそもそも足りていないことがあります。

付き人が不足しているために個々の仕事量が増え、関取(十両以上の力士)を上手くサポートできていなかったのです。

この先も新弟子がなかなか入ってこないとなれば、当面は部屋の上位力士たちにも影響が出そうです。
貴乃花親方が失った信頼を取り戻すには、長い時間をかける必要があります。

それまでは弟子集めにも苦労せざるを得ないだろうと思われるのです。

部屋の弟子を上手く育てられるの? 【運命の輪・逆位置】

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貴乃花親方を取り巻く人間関係については、角界以外の人脈も重要なところです。
彼は人間の好き嫌いが極端なところがあるようで、敵とみなした相手とは徹底的に対立してしまいます。

その反面、「この人だ!」と思った相手にはとことん好意的になり、信奉するところもあります。
現役時代から、貴乃花親方は兄・若乃花(花田虎上氏)との強い確執がありました。

その一方で、ある整体師にのめり込み、「洗脳騒動」といわれる騒ぎになったこともあります。
とにかく彼は、周囲との人間関係が極端になりがちなのです。

そして親方になったいまも、彼の周囲にはちょっと不穏な人の影が見え隠れしています。
まず一人目が、京都の宗教家です。

テレビのワイドショーによく出演し、貴乃花親方の擁護を繰り返している、あの人物です。

宗教家と親密なことが悪いとはいいませんが、かつて「洗脳騒動」を起こした貴乃花親方ですので、スピリチュアル方面の人物との関わりは心配なところです。

そして二人目が、かつて相撲協会の顧問だった人物です。

この元顧問は非常に悪知恵のはたらく人物で、顧問の立場を利用し、業者からワイロを受け取るなどの背任行為に手を染めたと報道されています。

そして貴乃花親方は、この元顧問と親密な関係にあると言われているのです。
こうした人物と近い関係にあるというのも、貴乃花親方の将来にとっては心配なところです。

前置きが長くなりましたが、本題に入ります。
貴乃花親方の人間関係について占ってみたところ……

タロットは「月」の逆位置を導きました。
これは「光の兆し」「過去からの脱却」といった暗示になります。

人間関係についていえば、過去の人脈のしがらみから解放されると読み解くことが可能です。

これを貴乃花親方の現状と照らし合わせると、彼が宗教家や元顧問といった人物と距離を置き、バランスの取れた人付き合いを取り戻し、相撲界における信頼を回復する……こんな解釈も可能です。

もちろん、報じられている貴乃花親方の人柄から見れば、そう簡単にいくかは疑問です。

特に親方は「この人だ!」と見込んだ相手にはのめり込みやすく、過度に依存してしまう傾向があります(かつても整体師との「洗脳騒動」という出来事がありました)。

よって今回も、宗教家や元顧問との関係を清算、もしくは距離を置くことができるかが、大きなポイントになります。

思い込みが激しい貴乃花親方にとって、いったん信奉した相手から離れることは、なかなか難しいことではあるでしょう。

それでも貴乃花親方は、あれだけ敵対してきた協会に全面降伏し、これまでにない大きな挫折を味わいました。

まさに「これまで通りの生き方では通用しない」ことを、否応なく突きつけられたわけです。

彼が協会の一員として、周囲と協調して上手くやっていくには、これまでの人付き合いも改めざるを得ません。

大横綱として一時代を築いた彼は、本来聡明な人です。

自分と弟子のために、さらにはより良い協会づくりに貢献するために、人との関わり方を根本的に見直す必要があることは、よく理解しているはずです。

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