【タロットカード】「転職した方がいいのでしょうか?」ワンオラクル(一枚タロット)で観る運勢(4)

【タロットカード】「転職した方がいいのでしょうか?」ワンオラクル(一枚タロット)で観る運勢(4)

ワンオラクルの読み方を、「転職」というテーマを通じてご紹介しています。

4回目のこの記事では、「9.隠者」のカードから取り上げてまいります。

出典(TOP画像):写真AC

9.隠者の正位置

「転職した方がいいのでしょうか?」ワンオラクル(一枚タロット)で観る運勢(4)

出典:ashinari.com

「知恵」「深い思慮」を表しているので、仕事においても知力を生かして成功することが暗示されています。

しかし転職に関しては、必ずしも後押ししてくれるカードとはいえません。

隠者のカードは「足るを知る」(=ありのままを受け入れ、満足する)心の象徴です。

いま現在与えられている役割や、人とのつながりに感謝し、前向きに生きていく姿が暗示されているのです。

転職を考える前に、まずはあなたの現在置かれた状況や、人間関係を再確認してみましょう。

もし職場の条件に不満があっても、他の企業がより良い待遇を与えてくれるとは限りません。

また人間関係に悩みがある場合も、職場に相談できる人がいないか試してみるべきでしょう。

まずはいま与えられた環境で、より良く働いていく可能性を探ってみるべき―――隠者の正位置は、そう語りかけているのです。

9.隠者の逆位置

「消極性」「閉鎖性」を示しています。
よって転職という大きなアクションを起こすには、パワーが不足している運気といえます。

また隠者の逆位置は、知性がバランスを失う危険性を示唆しています。

転職を考える場合、今の職場と他の職場の比較や、業界の情勢分析など、知恵をフル回転させる必要があります。

しかし今の運気では知性が上手く働かず、間違った選択をしてしまう危険があるのです。

とにかく現状では、エネルギーの面でも知性の面でも、転職に向けて動くことはおすすめできません。

しばらくは今の仕事を続けつつ、力を蓄えるべきでしょう。

10.運命の輪の正位置

「好機」を意味しています。
幸運の訪れ、運命を好転させるチャンスの暗示です。

よって仕事に関しても、熟慮した上で「いいな!」と思える転職先であれば、思い切って飛び込む選択肢もアリでしょう。

この運気の中で新しい仕事先の情報にアンテナを張っていれば、自分にピッタリだと感じる求人に、自ずと出会う可能性が高いでしょう。

もちろん、待遇や仕事環境などはじっくりリサーチしなくてはいけませんが、このカードに後押しされている間は感性も冴え渡っています。

よってあなたの直感もあるていど信用してもいいでしょう。
明るい未来に向けて、大きな一歩を踏み出せる時期です。

より充実した仕事につけるチャンスでもありますし、準備が整っているなら独立も視野に入れていいでしょう。

10.運命の輪の逆位置

運命の輪の正位置は「好転」を示しますが、逆位置では「暗転」の意味になってしまいます。

この運気の元で下手なアクションを起こすと、裏目に出る可能性が高いのです。

いまのあなたは、知性や活力などあらゆる面で勢いを失ってしまい、仕事も上手くいかないことが多いかもしれません。

かといって、それを職場や環境のせいにしてはいけないのです。

仕事に悩み、転職を考える今の状況でも、あるいは良さそうに思える求人情報に出会うかもしれません。

しかしそれに飛びつくのは禁物です。
現状の運気で大きな決断をすると、裏目に出てしまうことが多いのです。

しばらくはアクションを起こさずに、運気とパワーが回復するのを待つべきでしょう。

11.正義の正位置

「転職した方がいいのでしょうか?」ワンオラクル(一枚タロット)で観る運勢(4)

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正義のカードと聞くと、なにか勇ましいイメージを持つかもしれませんが、タロットにおける正義のカードでは「調和」が象徴されています。

人間関係のバランスを保ちつつ、充実した仕事を展開する……そんな未来が暗示されているのです。

よって基本的には、いま現在の職場に残り、周囲と協調しつつ仕事をしていくのがいいでしょう。

多少の障害があったとしても、上司や同僚とねばり強く協力し合って、乗り越えていくのがベターな運気です。

とはいえ、いまの職場では努力しても上手くいかないのであれば、転職を視野に入れるのも悪いとはいいません。

ただしその場合も、必ず人脈を頼っての転職をすべきです。
正義の正位置は「調和」を示しており、人とのつながりを生かすことが吉となります。

どうしても転職するなら、信頼できる知人や、フィーリングの合う友人に相談し、進路を決めるべきです。

11.正義の逆位置

「不調和」や「偏向」が暗示されています。

当面は周囲と上手くやっていくのが難しくなりますが、同時にモノの観方や考え方が偏ってしまう危険もあります。

よって現状が苦しくても、転職に踏み切るのもよくありません。
判断力の切れ味が失われているので、間違った選択をしてしまう危険性が高いのです。

正義の逆位置は仕事においても「不調和」をもたらし、業績不振や人間関係の悪化につながります。

そこで仕事を投げ出してしまうのではなく、上手くいかない原因をじっくり考えてみるべきでしょう。

この運気の元では、失敗を他人のせいにしたり、言い訳をしてしまう傾向があります。

まずは自分の至らぬ点も謙虚に認めた上で、逃げずに、地道に、仕事に取り組んでみてはどうでしょうか。

そうすれば次第に運気の流れも変わってきます。