6月は特に祝日はありませんが、重要な季節の変わり目である夏至の日があります。
夏至の日は昼が長いというイメージは持っていると思いますが、その日に行われる伝統行事は知らない人が多いんじゃないでしょうか？
今回は日本や世界における夏至の日についてご紹介していきます。
2021年6月21日は夏至の日
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夏至の日は昼が長く、夜が一番短い人して知られています。昔の暦である二十四節気の十番目です。
ちなみに日本は6月21日は梅雨真っ最中ですが、南半球では昼が一番短く夜が長いんですよ。
天文学的には太陽は北寄りから上り、北寄りの西へ沈んでいくそうです。
夏至の日に行われる風習やイベント
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夏至の日には各地で独自の風習があります。
また日本だけではなく、海外でもお祭りをして夏至を祝うんですよ。
新小麦で焼き餅を作ってお供えする
関東地方には新小麦で焼き餅を作り、神様にお供えをする風習があるそうです。
その年一番に収穫された大事な小麦を神様に捧げることで、豊作を祈願します。
正確にいうと小麦ともち米を混ぜてついたお餅を用いて、お供えの後はみんなで分け合って食べていたんですって。
ちなみに関東では焼いて食べますが、関西ではきな粉やお砂糖をまぶして甘くして食べます。
タコの料理を食べる
関西地方ではタコの料理を作って食べるのが慣わしだそうです。
田植えが終わる時期を半夏生と呼ぶのですが、この時期にタコを食べることで植えた稲穂がしっかり根付いて育つようにと祈る風習があります。
ちょうどタコのシーズンなので、美味しく食べられる季節の魚介類を取り込むことで夏バテを防ぐという意味もあったようです。
水無月という和菓子を食べる
また水無月という和菓子を食べる風習もあります。
三角形に切った外郎の上に小豆を乗せたもので、元は貴族が食べていた氷を象って作られました。
今も和菓子屋さんにはこの時期に出回るので、スイーツがお好きな方は食べてみてはいかがでしょうか？
ヨーロッパでは夏至祭りがある
ヨーロッパでは夏至祭りが開催されて、盛大に食べ物を食べたりしてお祝いをするそうです。
同様に農作物の豊作を祈る意味があり、自然に感謝して祈りを捧げていました。
ヨーロッパでは朝露や薬草を神聖なものとして祀る文化があるため、薬草でお茶を作って飲んだりするそう。
また花や葉っぱで冠を作って被るなどするそうです。
スウェーデンはミッドサマー祭が行われる
スウェーデンではメイポールと呼ばれる草花で装飾したポールを立てて、夏至をお祝いします。
民族衣装を着て周りでダンスを踊りるなどかなり華やかなお祭りです。
食事にはニシンの酢漬けを食べたり、じゃがいもやサーモン、スペアリブが並びます。
スウェーデンでは寝る前に7種類の草花を枕の下に敷いておくと、恋が叶うという言い伝えがあるそう。
ヨーロッパ圏では夏至の祭り＝恋が叶うおまじないと結びつける傾向がありますね。
ギリシャでは「聖ヨハネの日」
ギリシャでは夏至のおよそ3日後にある聖ヨハネの日にお祭りを行うそうです。
未婚の女性が自分の持ち物を入れ物に入れて、いちじくの木の下において将来の旦那様の姿を占うんだとか。
そして翌日に夢の話をしてから、焚き火の上を飛び越すゲームが行われます。3度成功すると願いが叶うそうですよ。
夏至の日のスピリチャル的な意味
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夏至の日は一年の中で一番陽の気が強い人言われていて、冬から夏へのエネルギー転換がされるタイミングです。
そのため太陽の誕生日や元旦と呼ばれることも。
海外では恋愛と関連づける国が多く、恋のおまじないを行う国も多数あります。
日本では豊作をお祈りするのが主ですが、エネルギーの高まりを利用して恋を叶えることも難しくありません。
あまりにも太陽のエネルギーが強いため、不安定になることもあるのでできるだけリラックスして過ごすように心がけましょう。
太陽とともに生まれ変わることを意識し、今までうまくいかなかったことが一変してうまくいくことも考えられますよ。
おすすめの過ごし方は願い事リストを更新したり、外に出て太陽の光を浴びることです。
太陽の強いエネルギーを体に取り込むことで、あなた自身のパワーをあげることが出来ます。
特に夏至の日の朝日は最もパワーが強いので、少し早起きして朝日を浴びて、目を閉じて瞑想をするのもおすすめ。
東京では夏至の日の日の出の時間が4：26とかなり早いですが、いつもより早起きして朝の冷たい空気を吸えば気分も良くなります。
まとめ
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今回は2021年6月21日の夏至の日についてご紹介しました。
季節の移り変わりのターニングポイントとされる日で、太陽のパワーが最も強い日です。
各地では豊作祈願が行われ、夏至には神様に感謝をする風習があるんですよ。
もちろん日本だけではなく、西洋や北欧にも同じ習慣があります。
海外では恋愛と関連づけている国も多いので、あなたも今年の夏至には恋愛の願いを捧げてみてはいかがでしょうか？