2020年も冷えとり本番!すぐできる3つの冷えとり

2020年は12月に入ってもあたたかい日が続くなか、急に寒くなったと感じた人も多いかと思います。

冬本番に近づく今こそ、冷えとりを始めるベストタイミングではないでしょうか。

今回はすぐできる『3つの冷えとり』の方法についてまとめました。

冬は乾燥と冷えの季節

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寒くなると、つい家のなかでじっとしてしまいがちになります。

ましてや2020年はコロナウイルス感染症の拡大で、なんとなく外に出づらい……と思い、家で過ごす時間が増えている人も多いのではないでしょうか。

家でじっとしていると、エアコンや暖房に頼ってしまい、余計に乾燥や冷えに悩まされてしまいます。

男性にも冷え性の人はいますが、多くの女性が通年悩まされている「冷え」と「乾燥」。

ここでは、以下の3つの方向性から冬の冷えとりについて実践的な内容を紹介します。

①「陽」の食べもので体をあたためる
②「腎」を高める黒と白の食べもの
③足湯や半身浴で徹底冷えとり

①「陽」の食べもので体をあたためる

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自然界のすべてのものは、陰と陽に分けることができます。

陰陽の考え方では、陰と陽、どちらか一方が良い、悪い、というのではありません。

片方に傾きすぎることなく、中庸(陰と陽のあいだ)を保つことが、バランスの取れた状態と考えられています。

食べものにも、体を冷やす効果のある陰の食べものと、体をあたためる効果のある陽の食べものがあります。

たとえば夏場には体に熱がこもりやすいため、陰の食べものを摂ることでバランスを保ち、冬は逆に、体に冷えが溜まりやすいため、陽の食べものを摂って冷えすぎないようにします。

たとえば、陽の食べものには以下のようなものがあります。

・大根やにんじんなどの根菜類
・味噌や醤油といった発酵食品
・加熱したもの

冬野菜には陽の食べものが多いですが、スーパーに行けば年中さまざまな食べものが売られており、季節問わず食べたいものを選ぶことができます。

ですが、体の冷えを気にしているなら、トマトやキュウリといった夏野菜は加熱調理するなど、ひと工夫したほうがいいでしょう。

加熱することで、陰の食べものも陽に傾いてくれます。

また、白砂糖やコーヒー、ジュースなどは陰の食べものになります。

毎日何杯もコーヒーに砂糖を入れて飲む習慣がある人は、少し飲む回数を減らすとか、玄米コーヒーに変えるなどするといいでしょう。

陽の食べものの見分け方は、硬いもの・色の濃いもの・北のものに多いです。

この食材はどっち?と考える癖がつくといいかもしれませんね。

②「腎」を高める黒と白の食べもの

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ただえさえ気や血液が滞りがちな冬に運動量が減ると、体内の水分代謝の調節を行っている腎臓に負担がかかりやすくなります。

腎臓は生殖や成長、老化といった、生命力そのものを司る役割を持っています。

腎臓に負担がかかってしまうと免疫力も低下し、風邪などにかかりやすくなってしまいます。

そのため、腎臓機能を高めるような食べものを意識して摂ることが、気のめぐり、血液のめぐりをよくし、内臓の冷えを取ること、免疫力を高めることにつながります。

「腎」を癒やす食べものは、主に「黒い」食べものです。

黒豆や黒ごま、ひじき、海藻類などを意識的に摂ることで、負担のかかった「腎」を癒やす働きをすると考えられています。

「腎」のサポート役としての「肺」

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弱った「腎」をサポートしてくれるのは「肺」です。

「肺」の働きを高める食べものを摂ることは、結果として「腎」を癒やすことになります。

「肺」の働きを高める食べものは、「白い」食べものです。

里芋やこんにゃく、レンコン、豆腐などの「肺」を高める白い食べものと、「腎」を癒やす黒い食べもの、この両方を食事に取り入れるようにすれば、気や血液の滞りを防ぎ、冷えを溜めない体作りに効果があるでしょう。

おせち料理は冷えとりの味方

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黒豆、紅白なます、煮物などは代表的なおせち料理です。

それぞれ縁起を担いだものでもありますが、「腎」を癒やす「黒い」食べものである黒豆、「陽」の食べものにあたる大根とにんじんでできた紅白なます、「肺」を高める里芋、こんにゃく、れんこんなどから成る筑前煮と、冷えとりに必要な要素を兼ね備えたスーパーフードといえるでしょう。

おせち料理を参考に、冷えとりができる料理を日常に取り入れてみるのもいいですね。

③足湯や半身浴で徹底冷えとり

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食べもの以外での冷えとりには、足湯や半身浴がおすすめです。

「頭寒足熱」という言葉を知っている人は多いかもしれませんが、実際にこれを実践するのにぴったりなのが、足湯や半身浴なのです。

頭に熱をこもらせず、足をあたためることで、集中力も高まり、よく眠れ、健康になると言われています。

ひとり暮らしの方など、シャワー浴で済ませているという人も、週に一度からでも半身浴を取り入れてみるといいかもしれません。

また、足湯は準備や片付けが面倒……と思っている人は、バケツに熱湯を入れた湯たんぽをタオルでくるみ、その上に足を置く方法もあります。

火傷を防ぎ、熱を逃がさないように、足もタオルでくるむといいでしょう。

まとめ

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冬の冷えとりには、以下の3つの方法がおすすめです。

①陽の食べものを摂る
②「腎」を癒やす黒い食べものと、「肺」を高める白い食べものを摂る
③足湯や半身浴をする

まだまだ冬は始まったばかり。冷えとりを実践して、寒さに負けない体作りを心がけてみてはいかがでしょうか。

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