七五三シーズンこそ神社参拝に出かけよう!(11月15日は七五三の日)

七五三シーズンこそ神社参拝に出かけよう!(11月15日は七五三の日)

毎年秋になると各地の神社に『七五三詣』の幟が立ちます。

今年はうちの子が!という人もいますが、多くの人にとっては無関係なこの行事。

なんとなくこの時期はお参りを控えよう、と思ってしまう人もいるかもしれません。

そんな人にこそ読んでほしい、七五三シーズンの参拝のポイントと、七五三の豆知識をまとめました。

七五三は神様へのご挨拶

七五三シーズンこそ神社参拝に出かけよう!(11月15日は七五三の日)

出典:photoAC

11月15日は七五三の日です。

平日だったり家族の都合が合わなかったりと、昨今では10月下旬~11月中を目安に神社へ詣でるファミリーが増えているようですが、そもそも七五三とは、なんの行事か知っていますか?

七五三は、子どもがここまで健康に育ったことを神様に感謝するとともに、こんなに大きくなりましたというご挨拶と、長命を祈るための行事です。

なぜ七五三?

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昔の女性は多産でした。

それには、赤ちゃんがそのまま大人になるまで育つとは限らないのが当たり前の世の中だったという背景が色濃くあります。

実際200~300年ほど前の日本の農村部では、二歳までに20%近くの子どもの命が失われていました。

たとえ子どもがたくさんいても、一人ひとりは尊い命です。

古くは数え年の三歳、五歳、七歳に行われた七五三の行事は、そんな子どもたちの成長を祝い、祈るものでした。

さて、とはいえなぜ、三歳、五歳、七歳で三度にも分けてお祝いをするのでしょう?

これには二つの説があります。

陽の数字がめでたいから

中国の陰陽思想では、偶数は陰の数字、奇数は陽の数字とされています。

たとえば、三月三日の桃の節句、五月五日の端午の節句などは、この思想から取り入れられた節目のお祝いです。

この思想から、めでたい数字とされる陽の年に、子どもの成長を祝ったのでは、という考えがあります。

七五三の神様のお力にあやかるため

神社には、下界と神域を分ける「鳥居」がありますが、この鳥居の多くには、しめ縄と呼ばれる縄が張ってあります。

家で神棚を飾られているなら、その神棚にしめ縄をつけている、という方もいるでしょう。

このしめ縄ですが、横縄に、七本、五本、三本のワラの束を下げていることから、漢字では「七五三縄」と表記することがあります。

七本、五本、三本のワラはそれぞれ、神世七代(かみのよななよ)、地神五代(ちじんごだい)、日向三代(ひむかさんだい)の神様を指していると言われています。

これらの神々のお力をいただき、子どもたちが丈夫に育つことを祈ったのではないかという考えです。

七五三シーズンに参拝するときの3つのポイント

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七五三の時期はなんとなく参拝しづらい、自分には子どもがいないから行ってはいけない気がする、と敬遠してしまう人もいるでしょう。

しかし、心配には及びません。

七五三シーズンこそぜひ神社に参拝してほしい理由や、参拝するときに気をつけてほしいことを3つにまとめました。

①七五三のパワーをお裾分けしていただく

「七歳までは神のうち」という言葉は、七歳までは神様に近い存在であることから、死に近い存在でもあるということを暗示しています。

しかし、神様に近いということは、それだけエネルギーにあふれ、生きる力も強い存在と言えるでしょう。

そんな子どもたちが晴れ着を着て参拝をするこの時期は、神社全体にも陽の気、生の気が満ち満ちています。

この時期に参拝するだけで明るい気持ちになれるという人も多いでしょう。

参拝しづらいなどと思わず、子どもたちの成長を一緒にお祝いするくらいの気持ちで向かわれると、神様も大変お喜びになられます。

②あくまで主役は七五三!控えめな参拝が吉

世界は循環しています。

いつも与えるばかりだと思っている人も、本当はどこかではなにかを受け取っているのです。

奪われたら奪い返す、そんな思考になるよりも、与え合うことを大事にしましょう。

七五三シーズンの参拝は、ただその場にいるだけで、たくさんのギフトを受け取ることができます。

良いエネルギーが欲しい!誰よりも幸せになりたい!とガツガツするのは避けましょう。

そんなふうに思わなくても、あなたはもう、必要なだけをいただいているのです。

それよりも、受け取った以上のものを返すことを考えてください。

そうすればまた、新しいものが回ってきます。

この時期に参拝に行かれるなら、自分のお願いごとよりも、子どもたちの成長を祝ったり、世界の平和を祈念することに意識を向けると、より良い循環が生まれそうですね。

③神社は誰でもウェルカムなパワースポット

神社という場所はとても不思議で、ほかの宗教を信仰している人でも、大人でも子どもでも外国人でも、誰でも自由に出入りし、ただ、神様に向かってお祈りをすることが許されている場所です。

七五三は基本的には子どもとその家族のためにある行事かもしれませんが、神社という場所は、もっとオープンに、すべての人を受け入れてくれます。

神社へ行って手を合わせた瞬間に太鼓が鳴った、お祈りをした瞬間に風が吹いた。

そんなことが顕著に起こると、神様が歓迎してくれているのだと騒ぐ人もいます。

しかし本当は、なにも起こらなくても、神様はかならずそこで手を合わせたあなたのことを、見てくれています。

いつでも誰でも神様にお祈りができるなんて、神社は素晴らしいパワースポットだと思いませんか?

まとめ

七五三シーズンこそ神社参拝に出かけよう!(11月15日は七五三の日)

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『七五三』は、子どもたちの健康と長命を祝い、祈るための行事です。

子どもがいない方や、すでに七五三を終えた家庭では、なんとなくこの時期には神社に行くのは控えようという気持ちが働くかもしれません。

ですが、子どもたちのエネルギーや晴れの日の福々しい陽の気に満ちた神社へ参拝すれば、素晴らしいギフトを受け取ることができますよ。

今年の七五三は、ぜひ神社参拝をしてみてはいかがでしょうか。