足のセルフケアで疲れ・コリ取り

肩こり、腰痛、末端の冷えなど、慢性的な症状で悩んでいる人はたくさんいます。

マッサージや整体へ行く人もいるかと思いますが、自分で少しでもケアができれば嬉しいですよね。

ここでは、足のセルフケア方法を、症状別に紹介しました。

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足は第二の心臓

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心臓から全身をめぐる血液は、一番遠い足の先で折り返し、戻っていきます。

このとき、ふくらはぎにあるポンプ機能を使って押し戻すため、足は第二の心臓と呼ばれています。

ウォーキングが健康にいいと言われるのは、有酸素運動になることや、日光を浴びること、適度な汗をかくことなどさまざまな要因があります。

加えて、歩くたびにこのふくらはぎのポンプを使うことになるので、しっかりと血液を押し戻すことができ、めぐりがよくなり、老廃物の排出もスムーズにいきます。

しかし、すべての人が運動の時間を取れるわけではありません。

慢性的な疲労状態に陥っている人にとっては、運動をする元気すらないかもしれません。

そこで、運動をする時間がない、余力がないという人に、足のセルフケアをおすすめします。

足は全身の縮図

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足には、反射区と呼ばれる、全身の臓器等に対応したエリア分けがあります。

たとえば、肩の反射区をもみほぐすことで肩こりが楽になったり、頭痛がひどいときに頭の反射区をもむことで悪化を抑えたりというものです。

反射区の細かい位置は研究者・団体により異なり、不確定な部分も多いのですが、足をもみほぐすことで体のケアにつながる、という見解は似通っています。

とはいえ、すでに症状のある病に罹患している場合には、セルフケアで済まさず、専門医等にかかることをおすすめします。

夏の疲れを持ち越さない!足のセルフケア方法

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満員電車での通勤・通学や立ちっぱなし、座りっぱなしの姿勢、屋内と屋外の温度差からくる疲れ、夏バテと、夏はとくに疲れを溜めてしまいやすい季節です。

疲れを溜めたまま秋冬へと移行すると、体は冷え切ってしまい、体調を崩すことにつながりかねません。

季節の変わり目に弱い、今年の夏はとくに疲れを感じる、いつも緊張している気がする、という人はとくに、家でのセルフケアをしてみてはいかがでしょうか。

・肩こり
・腰痛
・末端の冷え

本来は足全体をもむのが一番いいのですが、今回は、上記3つの症状で悩んでいる人に向けて、症状別でセルフケアの方法をお伝えします。

肩こり

足の裏、指の付け根からすぐの盛りあがった部分をよくもみほぐしましょう。

土踏まずの手前まで、指の骨と骨のあいだを丁寧にもみます。

次に、足の甲がわから、小指の側面を見てください。

付け根の下、個人差はありますが2~3センチ下に、数センチのくぼみがあります。この部分を強く押してもみほぐしましょう。

腰痛

腰痛には、ヘルニアやギックリ腰など、いろいろな症状があります。

足のケアだけでこれらの病気が完治するとは思わず、あくまで悪化しないための予防的ケアと考えてください。

くるぶし・内くるぶしとかかとの間をさするようにもみましょう。

腰痛がひどい場合は、少しさするだけで痛みを感じることがあります。

はじめから強く押さず、ようすを見ながら強めてください。

末端の冷え

末端がとくに冷えるという人はまず、手の指を足の指の間に入れ、組んでください。

そのまま足首をぐるぐると回します。
回す方向を変えて、5~10回ずつくらい回してみましょう。

その後、ふくらはぎを下から上、下から上へと持ちあげるようにさすります。
これも5~10回くらい続けてください。

膝の裏を軽く押し、太ももも、下から上へと持ちあげていきます。

最後にまた、足の指に手の指を組んで、足首をぐるぐる回してください。

セルフケア前後にするといいこと・NG行動

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ケアの前後にするといいことと、ケア前のNG行動をまとめます。

セルフケア前にするといいこと

・お風呂に入る
・お湯を飲む
・足湯
・アロマを焚く

お風呂に入ることで体があたたまり、緊張がほぐれます。

足もやわらかくなっているため、セルフケアしやすくなります。

足湯やお風呂に入らない場合は、足と手を洗うなど、清潔な状態でセルフケアを始めることをおすすめします。

アロマはリラックス効果等が望めますが、ない場合にはお気に入りのボディークリームを使ってケアしてもいいでしょう。

セルフケア後にするといいこと

・お白湯を飲む

これはぜひやってほしいことです。

ケア後、30分以内くらいを目安に、500ミリリットル程度のお白湯を飲むと、老廃物の排出を促すことができると言われています。

常温より低い温度の水は体を冷やしてしまうので、かならず常温よりも温度の高い水、お白湯を飲むようにしましょう。

セルフケア前のNG行動

・食事
・飲酒

ケアをすると血行がよくなるのですが、そのために、消化が滞ってしまいます。

食後30分程度は時間を空けてからセルフケアを始めてください。

また、飲酒後のケアは、酔いがひどくなる可能性があります。

妊娠中はセルフケアを控えて

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むくみなど、気になる症状のある人もいるかもしれませんが、反射区を刺激することで、体調が大きく変化するおそれがあります。

どうしても足のケアをしたいときは、お店で相談したうえで、了承を得られた場合だけにしましょう。

まとめ

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足は第二の心臓と言われ、もみほぐすことでめぐりがよくなり、老廃物の排出を促すことができます。

また、反射区と呼ばれる対応したエリアをもみほぐすことで、悩みのある箇所を自分でケアすることもできます。

暑くて外に出るのが嫌!という日には、家でのんびり足のセルフケアをしてみてはいかがでしょうか。

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