すべての情報が記録されている記録層「アカシックレコード」とは

すべての情報が記録されている記録層「アカシックレコード」とは

運命はアカシックレコードに委ねられているかもしれない

人や国家の運命が予めわかるとしたら、どんなに役立つことかと考えたことはありませんか。
この先何が流行るのか、ナンバーズの当選番号は何か、降りかかる災いや危険がいつ来るのかなどがわかれば、より充実した人生が送れるはずです。

そこで占いなどの運命判断が注目されますが、最終的に行き着くのは『アカシックレコード』ではないでしょうか。

アカシックレコードは、神智学に造詣が深い心霊治療家であり、心霊診断家でもあるエドガー・ケイシーが使ったことで広く知られるようになりました。

彼は催眠状態時にアカシックレコードにアクセスして、そこから知識を得て、病気の診断や予言を行ったとされています。

しかし、アカシックレコードのような予め描かれているシナリオというものがあるのなら、運命は自らの意志で変えることはできないことにもなります。

今のところ、ハッキリと明確に読み取ることが困難とされているため、ある程度曖昧な要素があり、運命に変化の余地があるようです。

それでは、この神秘的なアカシックレコードについて説明していきます。

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このページの目次

1.運命はアカシックレコードに委ねられているかもしれない
2.アカシックレコードとは
3.そのリーディング方法
4.アカシックレコードの注意点
5.神秘的で頼りになるアカシックレコード


アカシックレコードとは

アカシックレコード

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アカシックレコードは、宇宙のすべて森羅万象における過去・現在・未来の出来事や、人の感情や思考が霊的に記録されている場所とされています。

宇宙の集合意識体という考え方に基づくと、全宇宙に存在する霊的なネットワークシステムとも言えます。

アカシックとは、神智学で天使の霊的領域とされ、サンスクリット語の「アーカーシャ」に由来しています。
昔から一部の霊能者などのスピリチュアリストたちには、霊的な記録庫の存在は知られていましたが、現在では、神智学の用語に倣ってアカシックレコードと呼ばれるようになっています。

このアカシックレコードは、エーテルで構成され、霊能者などの特殊な能力を持った人により、リーディングと称して情報が読み取られています。

一般の人でも、アカシックレコードにアクセスする潜在能力があるとされ、訓練することで読み取ることができるようになるとも言われています。
また潜在意識や輪廻転生にも関わりが深いとされています。

そのリーディング方法

アカシックレコード

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アカシックレコードは、目に見える書物ではないので、心を宇宙の波長に同調させることで読み解けます。
波長を同調させるには、心が無意識下になる必要があります。
潜在意識の次元に心を置くことで、アカシックレコードの情報に触れることができるのです。

アカシックレコードのリーディングには、瞑想、夢、催眠術などの活用が考えられます。
瞑想の場合、人生の意味や目的などに思いを巡らせながら心を落ち着かせ、無の状態にします。
瞑想で大切なことは呼吸とリラックスになります。
正しく瞑想していると、深い変性意識状態になります。
これには、宇宙との一体感、言いしれぬ至福感が感じられると言われています。
このような瞑想をすると意識的にアカシックレコードにつながることができます。

夢の場合、脳が深いリラックス状態になって、心が潜在意識下にあります。
自然にアカシックレコードにアクセスしていることになります。
夢に出てきた人や物、行動や感情などがアカシックレコードからのメッセージとなり、潜在意識にあった願望や問題点についての解答となるわけです。

催眠術の場合、『ヒプノセラピー』と呼ばれる催眠療法を用いてリーディングします。
これはリーディングの方法として良く知られているものです。

アカシックレコードの注意点

アカシックレコード

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アカシックレコードにアクセスしている間は、常に心が開放されている状態で、非常に無防備になっています。
マインドコントロールを受けやすい危険な状態でもありますので、時と場所をわきまえてアクセスします。

瞑想をする際は、雑音や雑念が入らない場所で、最もリラックスできる空間でなければなりません。
アカシックレコードがもたらす情報は、いろいろな形で現れます。
それは断片的なイメージや閃き、臭いであったりもします。

特に夢では、象徴的な事象となる場合があり、見落としがちになります。
どんな些細な点でも注意深く観察する必要があります。
自分の潜在意識をアカシックレコードにアクセスしている時に感じた五感などは、全て記憶に留めておきましょう。

リーディング全般に言えることですが、自分や霊能者などの知識や見識に応じた情報しか読み取ることができないという面があります。
これは、難しい内容の本に書かれている文字は読めても、その意味が理解できないことと同じです。

神秘的で頼りになるアカシックレコード

アカシックレコード

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アカシックレコードには、世界中の図書館やデータバンクとは、ケタ違いで比較にならない膨大で複雑な情報が蓄積されていることがわかります。

このアカシックレコードのアクセス方法は、霊能者から一般の人まで、それぞれに応じたやり方があります。

アカシックレコードを読み取れば、対人関係の悩み、恋愛の悩み、将来の不安などの解決の指針が得られます。

また前世の記憶、魂の目的、将来像、ミクロからマクロまでの全ての事象を示すことができ、多次元的で時空を超えている知識体と言えます。

ただアカシックレコードの読み取りを間違えてしまうと、何の役にも立たないことになりかねません。
しっかりと把握する必要があります。
本来、人は、自然にアカシックレコード・リーディングができたとされます。
それがいつの間にか、表に現る顕在意識と裏に秘める潜在意識に完全に分離してしまい、読み取れなくなったという説もあります。

実に神秘的なアカシックレコード。
これを上手に活用して、充実した人生にしたいものですね。