2020年は4月4日に「清明」という節気を迎えました。
ここでは、「清明」とはどのような節気かご紹介し、この時期にぴったりなレイキヒーリングの方法をお伝えします。
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二十四節気「清明(せいめい)」とは
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二十四節気とは、夏至や立春、秋分の日のように、太陽の位置によって一年間を24に分けたものです。
「清明」という節気は、春の5番目にあたり、「清浄明潔(しょうじょうめいけつ)」という言葉の略と言われています。
これは、空気が澄み渡り、春らしい日の光が万物を明るく照らしているさまをいう言葉です。
虫や動物たちが眠りから覚め、鳥がさえずり、花が咲く、きらきらと日光のあたたかいこの時期にふさわしい言葉でしょう。
2020年の「清明」は4月4日に始まります。
次の節気である「穀雨(こくう)」が始まるのが4月19日なので、それまでが「清明」の期間となります。
体調不良を感じやすい人も多い
季節の変わり目には風邪を引いたり調子を崩す人が増えますが、とくにこの「清明」の時期は、花粉や黄砂、PM2.5などさまざまな理由から体調不調を訴える人が多くなります。
職場や学校など、生活環境もがらりと変わる年度初めの時期でもあるため、普段よりもストレスがかかり、疲れやすさを感じる人も多いでしょう。
お花見や歓送迎会もあり、春めかしい季節であると同時に、朝晩の冷え込みで自律神経が狂ってしまうこともよくあります。
そのため、「清明」の頃にはいつもより日常生活に気をつけていてほしいと思います。
ここでは、レイキという自然のエネルギーを利用し、季節の変わり目にも動じず、心清らかに明るく日々を過ごす方法をご紹介します。
「清明」にオススメ!3つのレイキヒーリング
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レイキヒーリングとは、自然界にあふれているエネルギーを体にめぐらせることで、心身ともに癒やされるヒーリング方法をいいます。
お腹が痛くなったとき、お母さんがお腹に手を当て、さすってくれたことはありませんか。
そうすると、なぜか痛くなくなる、という経験のある方は多いかと思います。
このとき、お母さんの手からはレイキが流れています。
このような「手当て」を起源するレイキは、海外では医療としても認められています。
レイキは停滞しているエネルギーの流れを円滑にめぐらせるものです。
まずは基本のレイキの使い方をお伝えします。
①深呼吸をして雑念を払う。
②目を軽く閉じ、太陽のようなエネルギーの源から光が降り注ぐイメージを持つ。
③両手を上にあげ、光を浴びるようにする。
④その光が体内でめぐり、足の裏から出ていくようすを想像する。
⑤出ていった光とともに、体の中の不要なものも押し流され、地面に吸収されていく。
⑥不調の箇所やレイキを当てたいものなどに向けて手を当て、レイキが流れていくようにイメージする。
それでは次に、「清明」の時期にオススメの3つのレイキヒーリングをご紹介します。
①新しい持ちものにレイキ
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新しく買ったものの多くは、それを陳列棚に置いた人、お店まで運んだ人、運んでもらうために梱包した人、作った人など、数え切れないほどの人の手を伝って、今あなたの手元にあります。そのため、いろんな他人のエネルギーを帯びていると考えていいでしょう。
この、他人のエネルギーというのは、意識せずともあなたを疲れさせる原因となってしまいます。
持ったり触れたりしながら、新しい持ちものにレイキを流すことで、不要なエネルギーを押し流し、あなたがストレスを感じないで済むようにしておきましょう。
とくに、使用頻度の高いもの、文房具や財布、衣服、美容グッズなどで新調したものがあれば、レイキを使って浄化することをオススメします。
②玄関にレイキ
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玄関とは、パーソナルスペースとパブリックスペースとの中間点です。
新しい人、場所、ものに触れあう機会の多い「清明」の時期には、守りを固める意味で、玄関にレイキをするといいでしょう。
玄関に立ち、目や手から流れるレイキを玄関全体に巡らせる方法でもいいですし、玄関のミニチュアを想像して、手の中にすっぽりと包みこみ、手の中でレイキを巡らせてもかまいません。
また、玄関だけでなく、家全体にレイキを流すことももちろん効果的です。
家の中が清浄でくつろげる場所であれば、外に出てもあまり影響を受けずに済みます。
たとえ影響を受けても、家でまた癒やされればいいので、家を浄化する、玄関を浄化するというのはとても大事なことです。
③心にレイキ
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新しい人との出会いや新しい場所では、これまでの慣習に沿わない多くのできごとが起こります。
思いがけない言葉をかけられたり、戸惑いを感じることも多いため、心のケアがいつもより重要になります。
さらに、前年度中にあった別れを昇華しきれず、寂しさや痛みを心に持ったまま、この「清明」の時期を迎えている人もいるでしょう。
基本のレイキヒーリングをするときに、胸の上に両手を重ね、自分の心を癒やす時間を取ってください。布団の中で、うとうとしながらでもかまいません。
レイキは時間や空間を飛び越え、過去を癒やすこともできます。
繰り返しヒーリングしていくうちに、だんだんと受け入れられたり、認められることもあります。
まとめ
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2020年は4月4日から、15日間ほど、「清明」という節気になります。
すがすがしく、春らしい気候の日がつづく時期ではありますが、実生活では環境の変わり目となり、さまざまな原因から体調を崩す人が多い時期でもあります。
レイキヒーリングを生活に取り入れ、実践していくことで、他からの影響を受けにくい体になっていきますよ。
お花見などのイベントや新しい出会いも多いこの季節を、心清らかに明るく過ごすために、ぜひレイキヒーリングを行ってみてください。