ワンオラクルの読み方を、「受験・学業」について読み解きます。
2回目の今回は、「3.女帝」のカードからです。
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3.女帝の正位置
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「慈母」を象徴しています。
試験の突破のためには、なんといっても女性のサポートがカギとなることが暗示されていることになります。
あなたの周りで、頼りになる女性、安らぎを与えてくれる女性はだれでしょうか?
お母さんかもしれませんし、恋人あるいは女性の先生かもしれません。
そうした人たちの力強いサポートを受けることで、あなたの心身のコンディションは安定し、試験に立ち向かうエネルギーも沸いてきます。
ジャンルに関しては、特に美術・芸能・服飾など、繊細なセンスが求められる分野でこそ、特に力が発揮できそうです。
3.女帝の逆位置
「怠惰」(たいだ)、「我欲」が象徴されています。
この時期はついつい欲望に負けてしまいがちになり、頑張るべきところでなまけてしまったり、遊びにうつつを抜かしてしまう危険があります。
大切な受験を控えていることを強く自覚し、受験までしっかり自分を律していかなくてはなりません。
同時に、ストレスが勉強の妨げになったり、トラブルの元になることもあるので、とにかく心をおおらかに持つ必要があります。
適度な運動を取り入れることでストレスを解消すれば、健康の維持にもつながります。また、バランスのいい食事も大切です。
4.皇帝の正位置
「支配」「成就」を象徴するカードです。
社会の支配的な立場を得て、地位や財産に恵まれることが暗示されているので、受験競争を勝ち抜くうえでは心強いカードになります。
腰をすえて取り組めば、基本的には順調に学習が進む運気です。
苦手科目の克服にもいい時期でしょう。
特に父親や男の先生など、目上の男性の協力にも期待できます。
さらには試験の先に、あなたが次の進路で指導的立場になることが暗示されています。
よって試験のことだけでなく、先のことも考えつつ学習していくべきでしょう。
4.皇帝の逆位置
勉強に対して、なかなかモチベーションがわかないかもしれません。
目標へ力強く突き進むパワーが不足しているので、この先しばらくは苦しい展開も予想されます。
体力や精神力が低下したり、友人との遊びに時間を浪費してしまうこともあります。
苦しくても、腰をすえて勉強する覚悟が必要です。
同時に、皇帝のカードの逆位置は野心が空回りする傾向もあるので、目標が現実的であるかどうかも、よく考えてみる必要があります。
あまりに大きすぎる目標だと、返って現実とのギャップに意気消沈し、やる気をなくしてしまうこともあるからです。
5.法王の正位置
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知性と人徳を兼ね備えた、社会的成功者の姿が象徴されており、もちろん受験に関しても力強い暗示となります。
法王の正位置はあらゆる知的活動を後押ししてくれますが、特に弁舌の力を大幅にアップさせてくれます。
あなたの言葉が非常な説得力を持つようになるので、面接などで自分の意見を述べる場合に、とても有利になることでしょう。
またこの時期に、目上の人から耳の痛い言葉を受けることがあるかもしれませんが、アドバイスとして素直に受け止めることで、あなたのさらなる飛躍につながるでしょう。
5.法王の逆位置
勉強に取り組んではいても、要領が悪くて遠回りしてしまうことがあります。
さらにはメンタルの状態も低調で、本来は協力関係にあるべき先生・家族・学友と、関係が上手くいかないこともあります。
厳しい試験を乗り切る上で、社会的に孤立してしまうのは良くありません。
人との衝突をさけ、気持ちを大らかに持って、周囲との協力関係を維持すべきです。
周りの支えがなくては、苦しい運気の中での受験を乗り越えることはできません。
6.恋人の正位置
恋愛においては理想的なカードですが、試験に関しても悪い運気ではありません。
恋人の正位置は「好き」という感情の象徴なため、好きな教科に取り組めば大きく学力を伸ばすことができます。
また、国語・外国語など、言語に関する学習がはかどるはずです。
このカードはまた、パートナーとの協力関係による成功を暗示してもいます。
仲の良い学友と、ともに教えあい、助け合うことができれば、相乗効果によって学力が伸びることでしょう。
もっとも、恋人の正位置は文字通り恋愛を後押しするカードでもあるので、異性との胸ときめく出会いがあるかもしれません。
たとえ魅力的な相手が現れても、受験に支障をきたさないよう注意しましょう。
6.恋人の逆位置
誘惑に負けやすい運気です。試験の準備に集中するには、趣味はもちろん、遊び仲間との付き合いなども、一時的にストップすべきかもしれません。
また、進路の選択そのものを誤り、後で後悔することがあるかもしれません。
そのようなことがないよう、志願先の情報についてもしっかり収集・分析すべきでしょう。
健康面については、気管支が弱くなりがちなので、マスクなどを常用して病気を予防しましょう。