壮大な意味をもつ「ワンネス」。
あなたはご存じでしょうか?
「初めて聞く単語ですね」。
このように「お感じのかた」は、今回のテーマをしっかりと学習してください。
哲学的な考え方と「つながり」をもつ今回のテーマ。
地球に住む「すべての人々」が意味を理解したならば、「争いごと」がおこるはずはありません。
それだけ重要な「ワンネス」ですから、しっかりと理解を深めて下さいね。
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ワンネスの定義
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「ワンネス」を直訳すると、「ひとつになること」「ひとつであるさま」です。
もう少し広げて考えましょう。
「自然とのワンネス」なら、どのような意味だとお感じになりますか?
説明をすすめますね。
身の回りを見回してください。
何が見えますか?
「山が見えます」。
「海が見えます」。
「木が見えます」。
「石が見えます」。
「人が見えます」。
「犬が見えます」。
答はさまざまですね。
これらのなかで、とくに「自然と向き合ったもの」に注目してみましょう。
ふだんから、「自然」は自分を「癒してくれる存在」だと感じませんか?
いろいろなものが「自分」を取り巻いています。
ですが、なぜか「自然」が目に飛び込んでくる。
なぜでしょう?
それは、「自分」と「自然」が一体化したいとする「欲求」かもしれません。
こうした「一体感」、これこそが「ワンネス」の基本です。
「ワンネス」の定義を難しく考える必要はありませんよ。
すべての「一体感」を「ワンネス」と考えてみませんか?
シンプルな考え方ですね。
ご自身のワンネス
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自分と「ワンネス」の関係性を考えてみましょう。
他のものや他人との関係性ではなく、ご自身との「ワンネス」です。
「なんだか禅問答(ぜんもんどう)みたいですね?」
このように感じたかも知れません。
何度も言いますが、あまり難しく考えないでください。
これは「心身の調和」をめざして欲しいがための「考えかた」なのです
現代社会はさまざまな「ストレス」が満ちあふれています。
こうした「ストレス」にさらされることで、「原因不明の不調」を抱えている人が少なくありません。
「心と体のハーモニー」こそが、こうした「不調」の改善に効果的です。
お風呂に入るなどして、ゆったりとした気分でご自分の一日を振り返ってみましょう。
いままで感じていた「ストレス」がゆっくりと溶け出しませんか?
これこそが「心と体」の「ハーモニー(調和)」であり、「ワンネス」と考えてよいものですね。
世界のワンネスについて
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さらに「スケール」を大きくして考えましょう。
ご自身の「ワンネス」が理解できたならば、他人との「ワンネス」も理解してください。
コミュニケーションによって、近しい人との「ワンネス」をはかることは、社会生活を送るうえで重要ですね。
些細(ささい)なことで喧嘩(けんか)をしている場合ではありません。
「あなた」は「わたし」であり、「わたし」は「あなた」なのです。
「あなた」に「汚い言葉」を浴びせたら、必ず「わたし」に還って(かえって)きます。
「あなた」を助けたら、「わたし」も救われるのです。
ここまでくれば、もうお分かりでしょう。
「スケール」を大きくしたいならば、「あなた」と「わたし」を広げればよいのです。
つまり、「世界中の人々」と「わたし」になりますね。
世界中の人々が「ワンネス」を共有できれば、これほど素敵なことはありません。
もう一度いいます。
「あなた」は「わたし」なのです。
この「考え方」を共有すれば、戦争が起こるはずはありません。
具体的に「考え方」を示しましょう。
ミサイルを撃ち込めば、自分に還ってきます。
「敵国の兵隊」を殺すことは、「自国民」を殺すことと同義です。
「他人を出し抜いて、少々の利益にはしること」が如何に(いかに)愚かな行為であるか。
「他人を欺いて(あざむいて)少々の儲けをだすこと」が如何に情けない行為であるか。
自問自答すれば、答は簡単です。
宇宙のワンネスについて
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さらに「壮大な」考え方をしてみましょう。
高い次元の存在は、人類の行為を遙か(はるか)昔から見守っています。
これらの存在を「宇宙の神々」と考えてよいかも知れません。
先ほどの「わたしとあなた」を、「地球と宇宙」で考えてください。
どうですか?
「地球」さえよければ……。
このようなことにはなりませんね。
「宇宙の神々」は宇宙的な「ワンネス」を念頭に「地球」を創造しました。
多くの「宗教」や「神話の世界」で語られていることです。
これらを信じるかは「本人の思想」に委ね(ゆだね)られます。
しかし、「ワンネス」を理解したいならば、「地球」と「宇宙」の関係性は重要です。
さらにダイレクトな考え方を提案しますね。
「わたし」と「宇宙」を考えてください。
あまりにも飛躍しすぎたでしょうか?
ついてきてくださいね。
「わたし」と「宇宙」が「おなじ」だとしたら、どのように感じますか?
「地球人」と「宇宙人」も「おなじ」になりますね。
「ワンネス」に「ロマン」を感じませんか?
まとめ
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世の中には、さまざまなものに「垣根(かきね)」があります。
「差別」「身分」「人種」。
これらは、すべて「垣根(かきね)」です。
「ワンネス」の思想を共有できれば、これらの「垣根」を必要としません。
他人との競争に疲れたときには、「ワンネス」を思い出してください。
「他人への攻撃」など無意味ですよ。
すべて「自分への攻撃」ですから……。