寒くなってくると、コタツや暖房に頼りがちになりませんか。
でも、空気が乾燥して肌はパサパサしたり、冷えのぼせになったりと、温度調節のむずかしさを感じている人も多いかと思います。
ここでは、体がぽかぽかになる、自宅で簡単にできる『足湯の楽しみ方』をご紹介しています。
足湯は自宅でもできる!
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足先がいつも冷えている、体が冷えやすいという人におすすめなのが、自宅での足湯です。
足湯というと、温泉地などに行かなければできないというイメージがありますが、本当は自宅でも簡単に楽しむことができます。
気持ちいいだけじゃない!足湯の効能
足湯で足があたたまることは、血流の改善につながります。
血液のめぐりがよくなると、冷えやむくみの解消、疲労回復を促してくれます。
朝の足湯は一日の気付けとなりますし、夜の足湯はスムーズな入眠や質の良い睡眠をもたらします。
用意するもの
・バケツ(なければ洗面器や発泡スチロールで代用可)
・バスタオル(下に敷く用。新聞紙やレジャーシートでも可)
・タオル(足拭き用)
・お湯
・やかん(差し湯用)
まずはこの5つを用意しましょう。
これさえあれば、自宅ですぐに足湯ができます。
どれも、家にあるもので構いません。
すでに体の冷えが気になっているなら、ブランケットを用意しておくと安心です。
自宅での足湯のやり方
①バスタオルを床に敷きましょう。できれば、畳よりフローリング等の床の方が、濡れたときに安心です。
②バスタオルの上に、お湯の入ったバケツを置きます。はじめは、足が浸かる程度のお湯にしておくと差し湯がしやすくなります。
③タオルとやかんを近くに置いておき、お湯の入ったバケツに足を入れましょう。温度は38度以上がおすすめです。
④冷めてきたら、やかんのお湯を差し湯しましょう。
⑤時間は1回に20分程度を目安にしてください。
自宅での足湯をもっと楽しむ方法
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ただのお湯でなく、プラスアルファで楽しむことができるのも自宅足湯の良いところです。
どのような楽しみ方があるか、以下にまとめました。
入浴剤を入れる
バケツや洗面器なら、少しの入浴剤でも十分に楽しむことができます。
お風呂には入浴剤を使わないという方も、1回分の入浴剤を買っておけば、足湯なら何度も使えるのでコスパもいいですよ。
ちょっぴり贅沢したい日の足湯におすすめです。
アロマオイルを垂らす
入浴剤は肌に合わないという人や、アロマが好きという人にはアロマオイルをおすすめします。
アロマオイルを1滴か2滴垂らすだけで、自宅がラグジュアリーなサロンに変身してくれます。
アロマの効能によってオイルを選べば、さらに充実した足湯タイムになります。
肌が弱い方などは、肌に使っても安心なオイルを選んでくださいね。
一回に使うのはほんの数滴なので、ひと瓶あれば長く楽しむことができます。
重曹を入れる
重曹を入れることで、足がつるつるになったり、足のにおいを取る効果が期待できます。
重曹には工業用や食品用といったグレードがあります。
口に入れても安全なグレードのものを選ぶと安心して使えます。
塩を入れる
塩は発汗を促してくれ、体がよくあたたまります。
お風呂に入っても、出たらすぐに冷えてしまうという人は塩を入れてみるといいでしょう。
塩化ナトリウムではなく、海のお塩や岩塩など、少し良いお塩を使ってください。
お酒を入れる
お酒は血流をよくしてくれ、保湿効果も高いので、足がカサカサになりやすい、乾燥肌だという人におすすめです。
合成されたお酒ではあまり効果を期待できないので、「清酒」を使うようにしてください。
もともとお酒に弱い方や肌がとても弱い方は、お酒に負けてしまうこともあるので、注意が必要です。
レイキ水や満月水を使う
レイキという自然の力をお湯に流し、レイキ水で足湯をする方法や、満月の光を浴びた満月水で足湯をする方法もおすすめです。
癒やしのエネルギーが足からぐんぐん吸いあげられ、体全体にめぐれば、大きなリラックス効果が望めます。
ながら足湯もおすすめ
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自宅足湯ならではの楽しみ方はほかにもあります。
足湯をしている間、手持ち無沙汰になっていつものようにスマホを眺めてしまっては、せっかくのリラクゼーションタイムがもったいないかもしれません。
最後に、ながら足湯についてまとめました。
読書しながら
漫画や短編集など軽めの読書なら、20分程度で区切りよく中断することができます。
パラパラ眺められる雑誌もおすすめです。
編み物をしながら
冬支度に向けて、手編みをするのも楽しいですよね。
20分と決めていれば、あまり根を詰めずに編み進めることができます。
まっすぐに編み進めるマフラーやスヌードなど、小物から始めてみてはいかがでしょうか。
ティータイムをしながら
足湯で足からあたたまるのもいいですが、同時に口からもあたたかいものを入れるのはとてもおすすめです。
体を冷やしやすいコーヒーより、ハーブティーやショウガ湯など、体をあたためてくれるものを用意すると、相乗効果でぽかぽかが持続します。
まとめ
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『足湯』は自宅で簡単にできるため、冬場の冷えとりにおすすめです。
アロマオイルを垂らしたり、のんびりティータイムをしながらでもできるので、自分の好きなスタイルにカスタマイズしながら楽しめるのも、自宅足湯の素晴らしいところですよ。
冬に向かうこの時期から、定期的に足湯を行えば、体の冷え、凝り、疲労を溜めることなく、厳しい寒さを乗り切ることができそうですね。
ぜひ一度、試してみてください!