もはやマスクなしでは生活ができないほど、マスクは生活に密着しています。
今回は、そんなマスク生活に、アロマで「香り」をプラスする方法をお伝えします。
1本目を選ぶ参考になる5種類のアロマ精油や、マスクにも使えるアロマスプレーの作り方、専用機器がなくても楽しめるアロマのさまざまな使い方をまとめました。
出典(TOP画像):photoAC
アロマ精油は万能薬
出典:photoAC
身の回りには消臭剤から始まり、シャンプーや化粧品、洗剤など、アロマを使ったさまざまなものがあります。
あまりに身近なため本来の効果は忘れられてしまいがちですが、植物から香りを抽出して作られたアロマ精油は、心身に多大な影響を与えてくれます。
たとえばラベンダーの香りにはリラックス効果があるように、植物の香りの中には、抗菌・抗ウイルス・免疫力アップといった感染症対策に嬉しい効果を持つものがあります。
これから冬に向かって空気が乾燥し、寒さのために抵抗力が落ちてしまい、風邪など感染症にかかりやすくなる人が増えていきます。
免疫力をつける食事や生活習慣も重要ですが、疲れているとついスーパーのお惣菜やテイクアウト、外食で済ませてしまったり、仕事に追われて睡眠を削ったりと、乱れた生活を整えるのは案外大変なことです。
そこで、自分にぴったりのアロマ精油を1本見つけ、生活に取り入れることで、感染症対策をしてみてはいかがでしょうか。
感染症予防におすすめ!アロマ精油5選
出典:photoAC
抗菌・抗ウイルス・免疫力アップといった、感染症予防の効果が期待できるアロマ精油の中から、手に入りやすい5つを選びました。
実際に嗅いでみて好きな香りを選ぶのがもっとも良いかと思いますが、精油選びの参考になれば幸いです。
また、持病やアレルギーを持つ方、お子さんや妊娠中の方は、使用前に医師に相談されることをおすすめします。
ラベンダー
出典:photoAC
身近なハーブでありながら、抗菌・抗ウイルス・免疫力アップと感染症予防に長けた効果を持つアロマ精油です。
リラックス効果もあることから、うまく寝つけないときや、不安なとき、イライラしてしまうときなどにもおすすめです。
レモン
出典:photoAC
果皮から採られる爽やかな香りには殺菌・消毒作用があると言われます。
リフレッシュ効果があり、食欲のないときに食を進めてくれます。
光毒性といって、肌につけたまま紫外線を浴びると皮膚にダメージを与えるため、少し注意が必要ですが、よく知った香りでもあるので、当たり外れが少ないのが特徴です。
ティーツリー
出典:photoAC
強力な抗菌・抗ウイルス・殺菌・免疫力アップの効果があり、オーストラリアの先住民の中では擦り傷ややけどの際にも重宝されてきた万能薬と言われています。
鼻づまりなど風邪の症状を緩和させる効果もある、シャープな香りが心地よいアロマ精油です。
ユーカリ
出典:photoAC
殺菌・抗菌作用に優れたアロマ精油です。
ミントにも似たスパイシーな香りは、花粉症対策にもなると言われています。
頭がすっきりし、集中力も高めてくれます。
ペパーミント
誰もが嗅いだことのある清涼感のある香りのペパーミントは、殺菌・抗菌・抗ウイルス効果があると言われています。
眠気覚ましにもなるので、朝の香りにとくにおすすめです。
アロマスプレーの作り方
出典:photoAC
それでは次に、マスクにも使えるアロマスプレーの作り方をお伝えします。
*用意するものと分量
・スプレー容器(50ml)
・アロマ精油(10滴)
・精製水(40ml)
・無水エタノール(10ml)
容器はできればガラス製のもの、遮光性のあるものがおすすめです。
液漏れ、変色、酸化を防ぎます。
精製水は、なければ水道水でも可能ですが、マスクスプレーのように肌に触れる場所に使いたい場合は、精製水をおすすめします。
アロマスプレーの作り方
①スプレー容器に無水エタノールを入れる。
②精油を加えて軽く振る。
③精製水を加え、ふたを閉めてよく混ぜる。
気をつけること
・使用前には毎回、容器を振ってください。
・遮光性のない容器の場合は、冷暗所での保管がおすすめです。
・2週間ほどで使い切れる量をこまめに作るのが、より高い効果を得る秘訣です。
・アロマ精油には、植物100%のものと、そうでないものがあります。「エッセンシャルオイル」「精油」「100%」などの表記があるものを買うようにしましょう。100%でないオイルでは、アロマの持つ効果をあまり得られない場合があります。
アロマ精油は1本あれば幅広く使える!
出典:photoAC
アロマ精油はブレンドすることもできますが、きちんと作られたものは1本1本が決して安いものではありません。
まずは1本と決め、その1本をいろんな使い方で楽しんでみることをおすすめします。
すぐに試せる使い方には以下のようなものがあります。
・お風呂に垂らす
・ハンカチやティッシュに垂らす
・マグカップにお湯を入れて垂らす
ディフューザーやアロマストーンなど専用の機器がなくても、数滴の精油をいろんな場所で楽しむことができます。
ティッシュに垂らしたアロマ精油はトイレや靴箱など臭いの立つ場所に置いて消臭にも使えますし、枕元に置けば夜中、癒やしを与えてもらえます。
まとめ
出典:photoAC
アロマ精油を使ったアロマスプレーの作り方や、抗菌・抗ウイルス・免疫力アップを促すおすすめのアロマ精油をご紹介しました。
まずは1本、お気に入りの香りを見つけて、生活に癒やしと感染症予防を取り入れてみてはいかがでしょうか。