2020年も、もうすぐ夏至の日がやってきます!
太陽の力が強い日というと、ついついUVケアのことばかり考えてしまいますが、今回は2020年の夏至とはどんな日なのか、どんなふうに過ごすといいのかを、スピリチュアル的視点でまとめてみました。
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夏至ってどんな日?
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夏至とは、一年のうち、北半球で日の出ている時間帯が最も長い日を指します。
北極では一日中太陽が沈まず(白夜)、南極では太陽が昇らない(極夜)など、世界的にも陰陽のエネルギーの変わり目とされ、各地で太陽や太陽の神を祀る儀式が行われています。
日本でも地域ごとで、夏至に食べるとよい食事など、今でも残っている風習があるようです。
2020年の夏至はいつ?
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2020年の夏至は、父の日でもある6月21日(日)です。
実はこの日は、新月かつ、2020年に世界で2度日食が起こるうちの1日でもあります。
日本では16時から18時ごろに部分日食が見える予想になっています。
日食は「喪失」
日食のスピリチュアル的意味は、喪失です。
日食の原理は、太陽と地球の間に月が入りこむことで、太陽が見えなくなるために起こります。
見える世界を失うというところから、喪失というテーマが浮かびあがります。
新月は「リセット」
新月の日は、ものごとを一度ゼロに戻して、それから再スタートを切るのに向いた日です。
心もモノも人も、一度じっくりと全体を眺めて、いらないものを捨て、なりたい自分になろうとするのを後押ししてくれるエネルギーが流れています。
願いごとを神に書いて新月に祈るといったおまじないもあります。
極陽でありながら、陰をはらんだ一日
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夏至という日は「極陽の日」ともいわれ、太陽の力がマックスに高まる一日です。
しかも新月は月=陰がゼロの日となるため、2020年の夏至の日は、太陽のエネルギーは最高潮に高まります。
しかし、部分的とはいえ2020年の夏至は日食をともないます。日食は不吉という考え方もありますが、これは太陽の力を弱めてしまうからにほかなりません。
さまざまなエネルギーが複合的に作用するこの日は、不安定な感情に左右される人も多いかもしれません。
2020年夏至の日の過ごし方
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エネルギーの転換期でもある夏至の日には、「一旦立ちどまる」ことを1つのテーマとして持っておくようにしましょう。
さらに具体的に、2020年の夏至の日には、以下の3つの視点から、一旦立ちどまることをおすすめします。
①体に目を向ける
②心に目を向ける
③環境に目を向ける
なぜこの3つの視点が重要なのか、以下で説明します。
①体に目を向ける
夏至の日には、恐ろしいほどの眠気や、頭痛、かゆみ、痛み、倦怠感など、不調を感じる人もいるかと思います。
よほどの高熱や持病の悪化、明らかに危険な症状のある人は医師にかかることをおすすめしますが、この時期に不調が出るというのは、基本的に体からのSOSでしょう。
エネルギーの変わり目である夏至の日近辺は、これまではなんとなくお茶を濁すことのできていた体の不調が暴発しやすくなってしまいます。
もともと弱いところに出やすいので、根本的な治療や生活習慣の見直しなどを考えるよう、体からサインをもらっているのかもしれません。
夏至の日に不調を感じた人もそうでない人も、この日を機会に体に目を向けることで、未病を防ぐことにも繋がりそうです。
②心に目を向ける
この時期、水星の逆行など、ほかの惑星の動きもあり、不安を感じる人は増えるでしょう。
不安は、形のない怪物のようで、想像すればするほどその影を大きくしていきます。
しかし、不安のもとを細かく細かく辿っていくと、実はとても小さなことや、とても単純なことだったりします。
自分の不安のもとがどこから来ているのか知ることで、不安の実体が見えてきます。
普段、ないがしろにしている些細なことが影ばかり大きくなって不安を誘わないよう、この時期に一旦立ちどまって、その不安がどこから来ているのか、自分に問いただす時間が取るようにしましょう。
過剰に恐れたり、そのせいでうつや神経症に転じていくことを防ぐことができるかもしれません。
③環境に目を向ける
環境はとても大事です。
住んでいる家、その周辺にある店、職場の人間関係、家族や恋人とのしがらみなど、環境は生活のほとんどを占めています。
環境の中にある「うまくいっていないところ」に目を向けるのも、この時期はベストタイミングです。
家の中が散らかっていて嫌だと思っている人は、この時期は喪失とリセットのタイミングですから、断捨離を始めるのにピッタリです。
引越しを考えたり、実行に移すのにも向いている時期ですし、これまで我慢をして付きあっていた人々に心の中で別れを告げるのもいいでしょう。
SNSで勝手に入ってくる広告を削除する設定をするなど、情報の整理も重要です。
いらないものを捨て、必要なもの、欲しいものが手に入る環境を整えることが、2020年の夏至の日の過ごし方としてベストといえるでしょう。
まとめ
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2020年の夏至の日は6月21日(日)、父の日です。
この日は、新月や日食とも重なっており、さまざまな天体の影響を受けることが予想されます。
日食は喪失、新月はリセットを意味するため、心身ともに断捨離をするのにとても適した一日ともいえます。
太陽のエネルギーが最高潮に強まる一日!不安や不調を手放し、夏に向けて陽の気を心身にチャージできるといいですね!